ウォヌさんの誕生日に寄せて......
今回の「不埒な愛は不滅」は珍しくもウォヌさん側。うん、誕生日だしね。
全然、大したことはないんだけど、まぁそれでもね。
って、とりあえずコレは出したけど、中身は全然まだ書いてないけどね......。
そしてやっぱりこれは、トップには貼らないけどねwww
まだこれしか書いてないのに、ウォヌさんの誕生日に突入してしまった。いやまぁ判ってはいたけどwww
さて......
今回はウォヌさん側なので、過去のと続いているかというと、ちょっと怪しい気がしないでもないけれど、細かいことは気にしない。
そして今回も、トップのcontentsには貼りません。全然、大したことないはなしだけど、いつかやってくるその時に備えているのさwww
下に書いてるよ。
不埒な愛は不滅4
ミンギュは辛いことがると、本当に犬みたいにくぅぅぅって鳴く。ウォヌの身体をギュッと抱きしめながら。だから大抵絆される。はじめての夜だって、ケンカした後の夜だって、力尽きそうな夜だって。いつだってウォヌは流される。
「ウォヌヒョン............」
ミンギュは今もウォヌのことを抱きしめている。
スングァンが休むと発表があって、自分のことのように悔しくて辛くて悲しくて、「俺、何もできない」と泣きそうになっていた。
「なんで? お前はいるだけで、幸せをくれるよ」
慰めようと思ってる訳でもなく、本気でそう思ったことを口にしただけなのに、ミンギュはもっとギュッとウォヌに抱き着いてくる。
一生涙が止まらないんじゃないかと思って過ごした去年の春。ミンギュはいつだって隣りにいた。時には一緒に泣いてくれて、時には抱きしめてくれて。少しずつ笑うようになったウォヌと一緒に、ウォヌが忘れかけた日常を取り戻す過程を歩いてくれた。
「お前は笑ってればいいよ。スングァニを見つけたら、いつも見たいに抱きしめてやればいい」
弟たちのことも、チングのことも、ヒョンたちのことも。ミンギュは本気で愛してて大切にしてて、いつだってちゃんと見てるし気づく。だから余計に辛い時があるのかもしれない。
「お前の優しさに、きっとみんな救われる」
笑ってても泣いてても、ミンギュにはいつだって嘘がない。
そう言ってやれば、「ウォヌヒョン、俺の事慰めてるだろ」って言いながらも、抱きしめる腕に力を込めてくる。
「うん。慰めてる」
「もっと慰めてよ」
ただ抱き着いてるだけだったのに、ミンギュの手が不埒にも動き出す。
本当なら叩き落したっていいはずなのに、お互いもう疲れてるのに、明日だって早くて、でもウォヌはいつだって流される。
「いいよ」
そう言ってウォヌだってミンギュを抱きしめる。
抱かれながらも抱くように。支えて貰えながら支えるように。守られながら守るように。きっと慰めながらも慰められてる。
大切な弟は今も泣いているはずなのに、ただ見守ることしかできないのはウォヌだって一緒だから。
2人しか知らない夜は、苦しみも辛さも哀しみも飲み込んで、ただただ気持ち良い夜になる。愛だって言いたいけれど、そこには不埒な気持ちも、ただの欲望も山ほどあって、それでも重ねた肌に安心する。
2人の荒い息遣いと乱暴に思えるほど強引な腰運びと、抱きしめる腕の力強さに。
慣れた分だけそれすらも心地よい。
きっと何かを吐き出した時には、少しだけお互い気持ちが落ち着いているはず。
そんな夜があったっていい。そんな夜もある。そんな夜ばかりじゃ困るけど。
The END
1102moji
また戻って来た......
毎回戻って来る。
そして毎回同じ写真を載せてるwww
どなたが撮ったか存じませんが、奇跡の1枚です。
ウォヌさんの誕生日に、隣りにミンギュさんがいてくれることに感謝を。
美味しそうなケーキをたくさん食べて、ステキな1年を。
笑顔あふれる1年になりますように。