妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

柚子レモンソーダ

サンマルクcafeで泣く......

今日はお休みなのに、安定の休日出勤で。
朝からミンギュセンイルのblogを出して。
どうにか早く帰ってきて、色んなおはなしを出したいなって思ってたんだけど。
公式から出されたお知らせに、力が抜けてしまって。
サンマルクcafeで一旦腰を落ち着けてしまったら、動けなくなってしまった。
他の人が本物のノートパソコンとかタブレットとかで仕事なのか勉強なのかをしてる中、私は1人小さいキーボードでパチパチパチパチ。
柚子レモンソーダが、思った以上に美味しかった。
そして泣く。
でも泣きながらも、パチパチ。
こんな時の正解は、長く生きてきたって判らない。
誰かの誕生日がくるたびに、ただただ幸せに、笑ってすごしてくれますようにって願うっていうのに。

 

GOING SEVENTEEN......

延期になったゴセのように、ミンギュセンイルのおはなしは、私も延期にする。
ただただ幸せなおはなしは、また今度。
きっとミンギュは許してくれるだろうから。

 

え、書くんだ......

あぁ、これ、何度目だろう。書くの。

このまま、どこか遠く - 妄想heaven
なにやってんだよキムミンギュ - 妄想heaven
君がいない世界でも - 妄想heaven

もしかしたら、読みたくない方もいるかと思いますので、ご報告しておきますが、実は、「え、書くんだ......」ってことも、書きます。
読みたくない方もいるかもしれないと思うおはなしを書いた時には、注意書きを書いているつもりですが、書きたいと思ったことは、書いてしまうはずなので、うっかり読んでしまって、嫌な気持ちになったらすみません。

でも正直なところ、今回のおはなしは、お勧めはしません。大したおはなしは書いてないけど、でも、お勧めはしないかも。
だから危険を察知した方は、どうぞここで終わりに。

気にせず、一緒に泣いてくれる人は、どうぞこのまま下に。大分大分、今回は本当に大分下にあるけど......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柚子レモンソーダ

誕生日には、一緒に買い物をしようと言っていた。本当は2人で出かけて色んな店を覗いてってしたかったけど、今はまだ自由に買い物に行くのも憚られる。
だからウォヌが、一緒にネットショッピングをして、お前の欲しいものなんでもポチっていいと言ってくれた。
最近は車だってバイクだって、果ては不動産だってネットで買える世界なのに、欲しいものなんでもなんていいの?って言えば、ウォヌはいいに決まってるって言ったのに、ミンギュの誕生日の日、2人でネットショッピングはできなかった。

少し前から体調が芳しくないとは聞いていたけれど、知らせを聞いた時には言葉を失った。
急遽スケジュールを全て止めて皆で駆けつけてみれば、ハンカチをぐしゃぐしゃにしながら、弔問に訪れた人たちに黙って頭を下げるウォヌがいた。
それでも時期が時期だから、ほとんど身内だけの小さい式だと言うけれど、それでも誰もいない訳じゃない。

95ラインのヒョンたちが、ウォヌの父親に丁寧な挨拶をする中、ミンギュはウォヌの手を握る。
なんて言葉をかけていいか一瞬迷ったミンギュをよそに、「ごめん。お前の誕生日なのに」ってウォヌが言う。
『何言ってんだよ。そんなの、どうでもいいよ』
言葉にはならなかった。ミンギュの方が号泣しそうだったから。
ギュッと抱きしめて、ウォヌの手の中のぐしゃぐしゃのハンカチを取り上げて、自分がもってたそれと交換したのが、ミンギュのできた精一杯だった。

ウォヌよりも、ウォヌの弟よりも、ウォヌの父親よりも号泣してたのはスングァンとディノで、ウォヌの前で「ヒョン」って言葉すら言えない状態だった。
自分たちがもう家族のような感覚だからかもしれない。
ウォヌの耐えがたい心の痛みを、自分のことのように感じてしまったからかも。

いつもは一番に泣き出すはずのドギョムが涙を必死に堪えて、ディノとスングァンにつられて涙が止まらなくなったバーノンも含めたマンネラインの面倒をしっかり見てて、ちょっとだけ驚く。
それからウォヌのまわりには、96ラインのチングたちが集まって背中や腕をさすってあげていた。
かける言葉なんて、きっと誰も持ってない。
こんな時のための言葉は世の中にはたくさんあるけれど、そのどれも、誰の口からも出てこなかった。

ただ、邪魔にならないようにしながらも、ウォヌのそばにいるだけ。
それでも一緒にいられたのは、少しの時間だったかもしれない。
マネヒョンや事務所の人間に言われてたら、絶対にその場を離れなかったかもしれないけれど、ジョンハンが、「俺たちがここを離れなきゃ、親父さんは泣けないだろ」って言ったから。

「また後で来るから」

そう言えばウォヌが、「次来る時、柚子レモンソーダを持ってきて」って言った。
渡したばかりのハンカチは、またしわくちゃになっていた。

いつか作ってあげたことのあるそれを、ウォヌは気に入っていた。
シュワシュワして心地よくて、柚子は甘いけど苦みもあって、レモンが効いてるからサッパリもしてて。

頷きながらもウォヌのハンカチを取り上げる。それから近くにいたジョシュアのハンカチを取り上げて、それをウォヌに渡す。
それを見てたジョンハンも、自分のハンカチをウォヌに渡してた。
たぶんそれもまた、すぐにしわくちゃにしちゃうんだろうけど。

だって家族だけになったら、泣かない訳がないから。

帰りの車の中、ディエイトとドギョムが静かに泣いていた。耐えてたのに耐えられなくなったんだろう。ディエイトは簡単には会えない家族を思い出したのかも。
「俺もハンカチを渡してやりたかった」って言いながら、エスクプスも泣いていた。でももうエスクプスのハンカチだって涙を吸い過ぎていたから、渡せるような状態じゃなかったけど。

帰り道、柚子のジャムと、炭酸を買った。レモンは冷蔵庫にあるから。

The END

 

戻って来た......

おはなしを書いたことによって、非常識だっていう誹りは甘んじて受けようと思う。
せっかくこのblogに時々でも通ってくださる奇特な方がいるというのに、やっぱり、気分を悪くさせたらすみません。

これは、書かなきゃいけない、そしてこのタイミングで出さなきゃいけないおはなしだったのか......と言われると、正直何も言う言葉はないのですが......。

彼らがいて、そのうえでおはなしを書いているので、やっぱり、何を書いてもいいと思うなよ......ってことは、肝に銘じておかないといけないことは判ってもいるのです。

とりあえず、だからどうだとか、そういうのはないのですが、戻ってきて書いてみた。

そこのあなた様へ......

・名前を記載いただいた場合も、blog内では記載しておりません。
・メッセージ内容は一部抜粋している場合もございます。
・こちらからメッセージを送ってくださった方へのanswerです。 

sevmin.hateblo.jp

2022/04/07 7:34にMessageを送ってくださったそこのあなた様へ

それで良いのだと思います
大切な人の事を思う労りかたは人それぞれだから
最初にその記事を目にしたとき私も色々おもいましたし
svminさんのお話しのお陰で少し心が泣くことが出来てちゃんと現実として受け止めれましたまぁ朝から泣いたのでやっぱり仕事行けないぞ自分!となりましたが
柚子レモンソーダーを見るたびにsvminさんのお話しを思い出して切なくて優しい気持ちになるだろうなぁ
いつもありがとうございます
本当に大好きなblogです
体調の崩れやすい時期ですのでご自愛下さいませね

優しいメッセージありがとうございます。sevminです。
「いつもありがとうございます」を、こちらこそ、いつもありがとうございます。
おはなしを思い出して、優しい気持ちになってくれるのなら、とっても嬉しいです。
朝から泣かせてしまって、申し訳ないですが......。
でも誰かが一緒に泣いてくれてると思うだけで、私が癒されます。
最近ご自愛しすぎて、身体が我が儘になってる気がしないでもないですが、ボチボチというよりトボトボと、地味に頑張る予定です。
sevminでした......。

 

2022/04/07 13:41にMessageを送ってくださったそこのあなた様へ

彼のお母さんは毎年来るその日が寂しくないように少しでも笑顔になれるように大切な家族のその日に逝ったのかもしれない
私の母が逝ったときがそうだったから
こじつけかも知れないけど母の愛はそれくらい深くて潔いから
春の風は温かいですね

私にとっていつのまにか春は、ミンギュさんの誕生日の季節でした。
癒えることのない哀しみと、尽きることのない愛が、いつか穏やかな季節に溶けてくれたら良いな......って思います。
やっぱり、長く生きてても、やり過ごせないことってたくさんありますね......。
sevminでした......。

 

2022/04/07 14:52にMessageを送ってくださったそこのあなた様へ

柚子レモンソーダ、怖かったけど、読みました。
泣いたけど、嫌ではなかったです。
sevminさんが、優しいお話を書くことはもう知ってるので、泣いたけど、嫌ではなかったです。
ウォヌくんが。幸せになるお話を、たくさんたくさん、書いてください

怖かったのに、読んでくださって、ありがとうございます。
泣いてもくれたんですね。ありがとうございます。
ウォヌさんが、幸せになるおはなしを、たくさんたくさん、書けたらいいですね。
気づけば笑ってる日常が、普通になってくれるといいですね。
柚子レモンソーダを読んでくれて、それから気持ちを教えてくれて、ありがとうございました。
sevminでした......。

 

2022/04/20 20:58にMessageを送ってくださったそこのあなた様へ

あの日は私もひたすら泣いてたんですが、お話を読んで、落ち着くことができました。

柚子レモンソーダのお話の世界線のように、セブチのメンバーがウォヌくんのところに行けているかもしれないと思えたので。
代わりのきかないお仕事だし、実家は遠いから、たぶんすぐには行けてないんじゃないかと思い込んでいて。

その後、現実でも行けてたらしく、何回か何時間も往復してたみたいで。

色々と気にされてましたが、私はあのタイミングでお話を読めて良かったです。遅くなりましたが、ありがとうございました。

メッセージありがとうございます。sevminです。
柚子レモンソーダを読んで、落ち着くことができたなんて......。正直、余計泣かせてしまう気しかしてなかったです......。
でもやっぱり、私の妄想よりも、リアルな彼らの方が簡単に上を行くよなってしみじみしますよね。ウォヌさんに向ける愛情とか。
あのタイミングで、おはなし読めて良かったですなんて、私の方こそ、ありがとうございます。
色々と気にしたというか、色々と考えはしたのですが、今は私も、やっぱり書いて良かったなって勝手に思ってます。
ではでは、sevminでした。