妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

anananananan

 

ananでセブチの特集が組まれることが決まったとはじめて聞いた日......。
事務所の中で、一番最初にanan7冊を前にしていたのはキムミンギュだった。
早起きは三文の......とは、こういうことを言うのかもしれない。

ふんふんふんと、全部のananを見終わった。
セブチの面々に衝撃を走らせた「SEX」の文字だって『ふんふんだから?』って感じでやり過ごした。まぁしかし、セックステクニック18はカメラで激写したけど。後で宿舎のパソコンで翻訳しようと思ったから。
その日の夕方には、ディノとスングァンが泣きそうになってるのを笑って救ったミンギュだった。
ウォヌのパソコンを借りに部屋に行ってその話をすれば、ウォヌもまたホシとドギョムに同じ話をしたという。疑われて信じてもらえなかったそうだけど。

勝手知ったるウォヌのパソコン。勝手にパスワードを入れてロック画面を解除して、勝手に翻訳をはじめた「セックステクニック18」。
「お前何やってんの?」
途中覗き込まれて、「セックステクニック18を習得しようと、翻訳中」と素直に白状すれば、「そういうのは自分の部屋でコッソリすればいいだろ」と文句を言われた。
「ダメ。今日珍しく、ウジヒョンが部屋にいるから」
「別にジフニがいたっていいだろ。人のパソコンで変なこと調べるなよ」
「大丈夫。ちゃんと履歴残さないようにシークレットモードでやってるから」
「..................」
さすが抜かりがないと誉めればいいのか、変なとこだけ成長したと怒ればいいのか、ちょっとだけ悩んだウォヌだったけど。
「それに、これはヒョンのためになるんじゃん」
「..................」
さらに言葉を失ったウォヌだった。男前なミンギュが超真剣な顔をしてパソコンに向かってるのを見て、喜べばいいのか、呆れればいいのか、かなり悩んだウォヌだったけど。
「いや、どうせこういうのって、本当に役立つことって3つぐらいだって。18もないはずだから、大丈夫。心配いらないから」
「..................」
一体何を大丈夫と言われているのかは判らないが、ミンギュが目の前で自信満々で親指を立ててグーポーズをとっている。思わず遠い目をしたウォヌだった。

まだまだミンギュは絶賛翻訳中だったけれど、途中で中断。マネヒョンが来て、出前取るけどって声がかかったから。そう言われればミンギュが率先して、メンバーたちをまわって希望を聞きに行く。そしてミンギュは謎に言い争いをしてる95ラインたちにも声をかけたし、宿舎にいないメンバーにも電話をかけて希望をきいていた。
そんなミンギュは素直で頼りがいがあって優しくて、自慢の弟なのに.........としみじみしたウォヌだった。

数時間後、キムミンギュがしっかり翻訳し終わってニヤリとしていた頃、我らがプロデューサーwooziと、天然ボノニはそれぞれ自分の部屋で一人、ananのアンケートに答えていた。まぁそれはまた、全然別のおはなしだけれども............。

 

The END
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