妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

バーノンはなんでもできるわけじゃない

ご注意ください

ナナ民泊ネタです。
ネタバレがあるかもしれないので、ご注意ください。
でも大したことは書いてないし、所詮は勝手なおはなしです。
気にされない方だけ、どうぞ~。

 

バーノンはなんでもできるわけじゃない

そんなこと、自分が一番知っている。
なのにスングァンは行きしのバスの中からすでに、ビンゴで1番だったバーノンのことを自分のことのように自慢してた。
ボノニはなんでもできるんだって。

「ほんとに好きなんですね」ってスタッフの誰かに言われて、「え、アイシテルんだよ」って照れもせずに真剣な顔で謎な訂正をしてた。
普通に「仲いいだけだよ」とか。「それほどでもないよ」とか。そんな返しが来ると思ってたのか、スタッフさんたちには若干引かれてた気がしないでもない。

でもだからか、「料理ができない」バーノンや、「クイズに正解しまくったのに1番ではなかった」バーノンや、「火が全然つけられない」バーノンや、「謎な着ぐるみを着て走ってた」バーノンがいるたびに、スングァンはスタッフの誰かに聞かれてた。

「どんなバーノンさんでも、大丈夫ですか?」って。

バーノンはスングァンが答えるところを見ることもなく素知らぬ顔で通りすぎた。
その全く興味のない風情に笑われもしたけれど、でもそんなの、答えなんて聞かなくてもわかる。

大丈夫に決まってる。

だってこれまでだってずっと、バーノンが今よりもっとずっと何もできない頃から、失敗して落ち込んでたり、上手く行かなくて不機嫌になってたり、何かに夢中になってスングァンのことをフル無視してたり。家族や友達や、自分の興味のあることばかりを優先してたって。
スングァンはどんなバーノンのことも、いつだって楽しそうに幸せそうに見てるんだから。
俺が横にいるんだからって拗ねたり怒ったりすることもあるけれど、それでも最終的には笑いながら横にいる。

「なんでもできる訳じゃなさそうですけど」って誰かが言ったのはどの時だっただろう。その場にいたスタッフたちは笑ってた。バカにする感じじゃなかったけど、スングァンのことを少しからかいたかったのかもしれない。
でもそんなスタッフたちのことを笑ったのは、その場にいたヒョンたちだった。いやもうメンバーたちは皆、スングァンのボノニ愛の深さを知っているからだろう。

だからやっぱりスングァンは笑って、「俺もできないよ。だから一緒にできるようになるんだよ」って答えてた。

バーノンはなんでもできるわけじゃない。
そんなこと、自分が1番わかってる。でもスングァンだってそれはちゃんとわかってて、それでもアイシテルんだろう。
そもそも何ができたってできなくたってアイシテルんだから......。

2人で火起こしができるようになったから、「今度2人でキャンプとか行けるじゃん」ってスングァンは喜んでいたけれど、多分無理だろう。
だって料理は2人揃ってダメダメだし。何より虫は2人とも嫌いだし......。
そう言えば「じゃぁウォヌヒョンとキムミンギュは連れて行こう」と言う。
それならと、財布代わりのエスクプスは必要だし、なんでもできて、何より褒めてくれて、それなのに色々見てくれるジョシュアも必要だし、休みの日ならジョンハンだっていたら絶対楽しい。案外面倒見の良いウジだって、なんだって面白くしてしまうホシだって......。
言い始めたらキリがない。結局ディノだっていないと寂しいしとか言い出せば、結局13人が必要だってはなしになって落ち着いただけだった。

バーノンはなんでもできるわけじゃない。でも13人もいたら、そんなこと気にならない。きっと誰かはできるから......。それにどんな時にも、スングァンはバーノンの横で楽しそうに笑ってるはずだから。

The END
1473moji

2025/7/14〜2025/7/24