注意......
日頃から妄想を書いてますが、さらに妄想となっておりますので、ご注意ください。
クパン(両親?)と、ホシウジ(子供=小学校1年生頃)設定の301号室と、
ジョシュア(保護者)と、ディノ(永遠の5歳児)設定の302号室と、
ウォヌ(社会人)とミンギュ(大学生)の、兄弟?設定の303号室。
1階で花屋さんを営んでるドギョムとか。
そんな彼らのおはなしですが、それでも良ければどうぞ............
元気すぎるホシの毎日
小学生になったホシは、とにかく元気だった。
時々持って帰って来る連絡帳には、「ホシくんはいつも元気にあいさつしてくれます」って書いてあるほど。
逆に言うと取り柄は今のところ元気だけなのかもしれないが、1年生だから許されるだろう。
学校が終わる時間になると、ジョンハンが迎えに行く。
最初ホシとウジは別々のクラスだったから、出てくる時間はバラバラだった。
ホシは大抵一番に出てくるけれど、何も持ってなかったり、逆に「ホシや、それ誰のカバン?」って言う感じの明らかにピンクの、女の子のカバンを持って出てきたり。
注意力が散漫なのか、何も考えてないうえに自分の手元すら見ていないのか、楽しそうに走って出てくるけれど結構な頻度で教室に戻るはめになる。
だからいつもジョンハンとウジが待たされる。
でもホシはそんなこともお構いなしに、楽しそうに走って来る。
家に帰りつけばさらにテンションがあがる。階段を駆け上がって家に走りこむからか、玄関にはホシの靴があっちこっちにひっくり返ってて、持って帰ったカバンを部屋の中に放り出して、楽しそうに遊びはじめる。
ウジがカバンを自分が決めた定位置にちゃんとおいて中身を全部出したりしてるっていうのに。
それからホシはテンション高く、学校での出来事を聞かせてくれる。
ホシの話題の中にはクラスが違うのに、なんでかウジの授業中の様子とかもあるから、今日もホシはウジのクラスに行ったんだろうってのが丸わかりなのに、そんなことも気にせず楽しそうに話す。
時には「忘れものしてごめんなさいって、俺ちゃんと大きな声で言えたから、先生が褒めてくれたよ」と自慢気に教えてくれたりするけれど、褒められる前に叱られていることには気づいているのかいないのか。
当然ジョンハンにも、「ホシや、お前なにを忘れたの?」って言われてたけど、それすらも「忘れた~」とホシはテンション高く答えてた。そして何も気にしてないのか、楽しそうに笑ってる。
ジョンハンにとってホシがウジと同じクラスになって良かったことは、宿題があるかどうかも全部ウジの連絡帳を見たら判ることだろうか。
ホシはその連絡帳すらどこかに忘れて来ちゃうから。
もう先生も諦めたのか、ホシの伝達事項も全部ウジの連絡帳に書いてくる。
それでもホシは毎日元気に小学校に通ってる。結構な頻度で怒られたり注意されたりしてるようなのに、なんでか学校に行くことが嫌だとか、勉強は楽しくないだとか、どうやら微塵も思ってないようで、逆にジョンハンが心配したほどだった。
The END
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