LEFT&RIGHT2(MV100M Anniversary)
2022/8/8(月)記念すべきスンチョルさんのお誕生日に、見事100M達成♪
ということでレフライ2はじまってます。
そして現在5周目ですが、まだまだ取っ散らかってます!!!!!
sevmin.hateblo.jp
あ、ぁあ?
ジョシュアは珍しくイラついていた。
日頃、イライラすることは滅多とない。大抵は笑顔を保って優雅に暮らしてる。
時々真剣に仕事をして、のんびりヘンガレを楽しんだりして、チングや弟たちと笑って過ごすことが多い。
時々しか働かないから逆に仕事は楽しいし、やっぱり自分はデキる男なことも実感できて良い感じで。
なのに色んなことが一気に押し寄せたってのもあるけれど、それが全部誰かの仕業な気がしないでもない。
まずウォヌが使い物にならなくなっていたから。ミンギュがウォヌにとっての弱みになるだなんて、2人を一緒に見たとしても気づく人の方が少ないはずなのに。
それにジュンまでもが動けなかった。だからウジにかかる負担も多かっただろう。
情報を集めるのにもそれを分析するにも、いつだって96ラインの4人は軽くやりとりをしてる風でそこから真実を見つけていくような感じだったから。
頭を使うのは苦手だと言いながらも閃きを与えるホシは、ジョシュアのところを経てジュンのところに走って行ったから、ある意味では一番役立っていたかもしれないけれど、ある意味では一番役立っていなかったかもしれない。
きっとそのままなら、イラついたまま、ミンギュを助けるために動き出して、助けだすにしてもきっといつもよりは時間がかかっていただろう。
だけどジョシュアのスマホに珍しくもジョンハンから電話がかかってきて、「珍しい、電話なんてどう」までしか言えなかった。電話の向こう側から、「シュア、真剣ヘルプ、溺れるッ」ってジョンハンが叫んだから。
その声は本当にテンパっていて、何かがあったんだろう。
ジョンハンに何かがあったってことは、そこにはエスクプスもいるはずで、何かがあったとしても、エスクプスは簡単には逃げられないっていうのに。
ホシが今ここにいないことが悔やまれた。助けるなら、絶対に誰かが走らないと行けないってのに。
これだけタイミングが良ければ、これはもう絶対に誰かの仕業なんだろう。
ジョシュアは逆にそれで、冷静になっていく。
「ホシを行かせる。それまでどうにかなるか?」
「判んない。でも頼んだ。2人いれば、クプスはどうにかなるから」
ジョシュアはウジに連絡を取った。それから、ウォヌにも。
ウジはそれを聞いた瞬間にはホシに「スニョア、お前クプスヒョンとこ行け」と叫んだし、「絶対にミンギュは取り戻すから、全員の無事を確認しろ」と珍しくも命令口調のジョシュアに、ウォヌだって少しは自分を取り戻したようだった。
The END
1042moji