妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

追い出されてもう5日 feat.愛のバカヤロー

注意......

日頃から妄想を書いてますが、さらに妄想となっておりますので、ご注意ください。

クパン(両親?)と、ホシウジ(子供=小学校3年生頃)設定の301号室と、

ジョシュア(保護者)と、ディノ(永遠の5歳児と言いつつも育って来た)設定の302号室と、

ウォヌ(社会人)とミンギュ(まだ大学生)の、兄弟?設定の303号室。

1階で花屋さんを営んでるドギョムとか。

202号室のまだ苦学生のチャイナ(ジュンとディエイト)とか。

201号室に勝手に住みだした不登校してるバーノン(中学3年生、ぶーちゃんと出会う前)とか。

そんな彼らのおはなしですが、それでも良ければどうぞ............

 

sevmin.hateblo.jp

 

追い出されてもう5日 

ハニに家を追い出されて5日目。
初日はジョシュアとディノの家に泊めてもらい、2日目はウォヌとミンギュの家。
そうしたら家を追い出された設定なのに近場すぎるとハニからカトクで文句を言われて3日目は駅前のネットカフェで、4日目はサウナで、5日目の今日は会社で寝る予定だった。
とりあえず、あと2日経てば帰る予定だし、ジョンハンとも実際には揉めてもいないから、特に問題はない。
ただ、今後どうするかで、少し悩んでることがあるだけ。

ウジとホシはこの春から小学校3年生になって、毎日元気に学校に通っている。
夜8時には眠りについてたはずの小さい子どもたちはもうどこにもいなくて、ウジはジョンハンのお古のノートパソコンを器用に操るし、ホシはディノと通いはじめたダンス教室が楽しいらしく、習い事をする条件としてジョンハンと交わした約束通り、毎日ちゃんと宿題を終わらせている。

「宿題を毎日ちゃんとするって、なんだよ。そんな当たり前のことが交換条件なんて、バカじゃないの」

ウジの辛辣な言葉は的を得ていて、相変わらずクラスで一番小さいけれど、それでももういっぱしのナムジャのような口をきく。
どちらかというとホシの方がまだ子どもっぽい。でも2人とももう、手を繋いでくれなんて言わないし、よっぽどテンションが高い時でないと繋いでもくれない。
それでもハニはお構いなしに2人を抱きしめてたりするし、それを諦めてるホシとウジだったから、家での序列は当然ジョンハンが1番だったけど......。

子どもたちの出来ることが増えていけばいくほど、2人の負担は減ったかもしれない。特にジョンハンの負担が。
もうお風呂上りにパンツも履かないで走り回る2人を追いかけて走ることもないし、いつだって何かに夢中になるとご飯に集中できなくなるホシと、大人しいからと放っておけばホシの分までご飯を食べようとするウジに、バタバタすることもない。

成長した分だけより五月蝿くなってケンカすることも増えたけど、2人とも健康に育ってる。それが何よりだと、いつだってハニと話してた。

やっと最近になって、子育ても悪くないよなって笑えるゆとりが出てきたってのに、やっぱり子育ては簡単じゃない。子どもが成長すれば成長したで、その時々の心配事がちゃんとあるから。

5日前も、新しい難題に2人は直面した。

ホシとウジが元気に出かけて行ってしばらくして、エスクプスはジョンハンのことを押し倒した。2人だけの朝の濃密な時間は不定期に見えて定期的に続いていて、昔よりは落ち着いたかもしれないけれど、2人にしてみればそれも大切な時間だった。
もう到底、夜に子どもたちが寝入った後に......なんて無理だったから。

半裸な状態なハニと、前を全開にしてた自分と、明るい太陽の下でするセックスにだって慣れて緊張感だってあまりなかったっていうのに、突然聞こえた玄関を開ける電子音に時間が止まった。

2人とも物凄い早さで前を閉めたしギリギリ立ち上がりはしたけれど、慌てすぎたために2人の距離は驚くほど近かったし、ハニの胸元ははだけたままだった。
そして部屋に入って来たのは、珍しくも忘れものをしたというウジだった。

距離の近さとハニの胸元を隠すために、思わずエスクプスがジョンハンの胸ぐらを掴んで、「ぁあ? ふざけんなよ!」とジョンハンもそれに乗ってきて一瞬で不機嫌な声を出す。
驚いたウジの前で、ちょっとだけ揉めてましたって振りをしたらいいだけだったのに、ジョンハンは「出て行け」と言うし、エスクプスだって「出て行けばいいんだろ」って答えたし。そしてそのまま出て行った。

死ぬほど後悔したのは、5日目の今日。
子どもたちの夕飯を頼まれたけど、用事で帰れそうにないってミンギュからカトクが来てディノの話もあったから慌てて帰って来たら、ウジが泣いたから。

ドギョムと一緒に楽しそうに待っていたホシとウジだったのに、「あれ? クプスヒョン戻ったの?」っていうドギョムの声を聞いて、ウジは驚いて立ち尽くしていて、ホシは抱き着かんばかりに喜んでいた。
でも結局抱き着いてきたのはウジの方で、ドギョムもホシも思わずポカンってなるぐらい、ウジがわんわんと泣いた。

The END
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