妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

愛とセックスで奏でる feat.愛のバカヤロー

注意......

日頃から妄想を書いてますが、さらに妄想となっておりますので、ご注意ください。

クパン(両親?)と、ホシウジ(子供=小学校1年生頃)設定の301号室と、

ジョシュア(保護者)と、ディノ(永遠の5歳児)設定の302号室と、

ウォヌ(社会人)とミンギュ(大学生)の、兄弟?設定の303号室。

そんな彼らのおはなしですが、それでも良ければどうぞ............

 

sevmin.hateblo.jp

愛とセックスで奏でる

ぐっちゃぐちゃになった状態で、「あ、やべ」って気づいたのは、目の前でウォヌが干乾びそうになっていたから。
もう3年ぐらい経過したんじゃないかってぐらい、抱き合ってた気がする。
下手に軍隊なんかでウォヌのいない空白を埋めたがために、無駄に体幹だって鍛えられたし筋肉は増えたし腕立て伏せは1000回だって余裕でこなせるようになっていたし。
とにかく体力がありあまっていたのもあるかもしれない。

いつもならとっくの昔にギブってるはずなのに、ウォヌは揺すられながらもミンギュの名前だけを呼び続けてて、必死にしがみついてくる。

「ちょっと待って、ウォヌヒョン、さすがに水分補給だけはしよう」

そう言ってペットボトルの水を差し出すのに、「嫌だ。飲ませて」って普段なら絶対言いそうにないことを言ってせがんでくる。
水を飲ませるための口づけなのに、舌だって絡ませてくるから。どうしたって続きがはじまってしまう。全然、ミンギュは構わないけど。

もう呼吸だってちゃんとできなくて、声にならない音しか発せられないような状態なのに、それでもミンギュにしがみついて離れないウォヌだってミンギュを求めてくれてるんだろう。
求めてるだけじゃなくて求められてるとわかってするセックスは、気持ちいい以上のところに行ける気がする。
だってもう触れ合ってない場所だって気持ち良くて、熱くて、抱いてる方のミンギュですら蕩けそうで、抱かれてる感覚で、2人で1つになっちゃってる感じ。

それから何度目か、ウォヌが完全に落ちたのを確認して、ミンギュはウォヌの身体を拭いて、シーツを取り換えて、枕元にペットボトルの水を用意して。自分だけ悪いと思いながらもシャワーを浴びた。
ウォヌの荷物が戻って来たと連絡が来てたから、それはジョシュアに押し付けておいた。

気づけばウォヌの意識が戻ってた。ヘトヘトで腕もあがらないのか、もぞもぞしてるだけ。でも案外はっきりとした口調で、「きっと42.195キロとか走ったら、こんな感じになるのかも」って言うから思わず笑ってしまった。

「そんな訳ないじゃん。マラソン選手がみんな、セックスした後な状態になってる訳ないって」

そう言えば、「お前だけ狡い」ってウォヌヒョンが言った。
その口調も言い方も、声すら愛おしい。でも明らかに疲れてるだろうから、少しはゆっくりさせてあげたかったのに、あろうことがウォヌが「なぁ、俺、愛してるってもう言った?」なんて言うから。

「言ってない。でも、それは知ってる」
「うん。俺も知ってる。あぁ、なんかまだ身体のあちこちが蕩けてるんだけど、これ、元に戻るかな」

笑ってしまった。でも本当は泣きそうだったけど。一緒にいられて、抱きしめられるだけでも幸せなのに、それなのにそんなことを言うから。

「戻らなかったらちゃんと責任取るよ。だから今はヒョンが、責任取ってよ」

そう言ってまたウォヌに覆いかぶされば、「うん。俺もまだミンギュが足りない」ってウォヌが言うから、思わず冷静さを失ってしまったかもしれない。それでもギリギリ、「ごめん」って言いかけた言葉を「愛してる」には変えたけど。

The END
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