注意......
日頃から妄想を書いてますが、さらに妄想となっておりますので、ご注意ください。
クパン（両親？）と、ホシウジ（子供＝baby）設定の301号室と、
ウォヌ（社会人）とミンギュ（高校生）の、兄弟？設定の303号室のミックスです。
しかも今回は、ちょっと育った？ 頃のホシくんのおはなし？ だったりして。
それでも良ければどうぞ............
いつだって隣りには feat.愛のバカヤロー
ホシの横には、いつだってウジがいた。
気づけば一緒だったから、半年違いで産まれたなんて意識したこともない。
何故か小学校を卒業するまでは、家族全員の誕生日を10月4日にまとめてやっていたから、誕生日がお互い違うってことも、あまり気にしたこともなかった。
聞けばウジはそんなことないのに、ホシは自分が6月に祝われたことを忘れるのか、11月のウジの誕生日に「ズルイズルイ」と号泣するしスネるし暴れるしと大騒ぎをするもんだから、誕生日をまとめてすることにしたんだと、後からジョンハンが教えてくれた。もちろんホシにはそんな記憶はないけれど............。
話すのが大分遅かったというウジは、まぁ今でも家以外ではそれほど喋らないけど、でも会話がなくてもホシとはいつでも話してた気がする。今でも目線だけでも会話が成立することもあるし。それはもう、長く一緒にいるからだろう。
気づけば問題を起こすのはホシの方で、ウジはその横にいるだけ......って思われがちだけれど、ホシからしてみれば、事の発端はいつだってウジだった気がする。
はじめてのバスに乗って遠足に行った時。あれは小学校に入ってからの出来事だったはず。
バスが動きはじめて十分もしないうちに、バスの座席で何故かお弁当を食べ始めたのはウジだった。
「お前何食べてんの？」って聞けば、「だってバスの中だし、美味いじゃん絶対」と言うから、ホシだってテンションあがって一緒に食べてしまった。
結局。昼の時間になって「弁当がない」と号泣したのはホシで、「弁当を忘れたのか」と慌てる先生を前に、まわりの子どもたちに「先生、ホシくんとウジくんは、バスでお弁当食べちゃいました」とチクられていた......。ウジは全然落ち着いていて、泣きもしなければ全然動じてなかったけど。ホシは自分で食べたくせに「俺らだけ弁当がない」と号泣するもんだから、結局特別にお弁当を買ってもらったはず。二人で一つだったけど。もちろん帰ってきて、それを聞いたジョンハンに呆れられた。何故か怒られることはなかった変わりに、爆笑されたけど。
気づけばウジは勉強もできていた。
それこそ小学校の時、九九か何かを先生の前で披露して、できた人からシールが貰えるという謎なルールに乗り遅れたホシのために、ウジは自分のシールをホシのノートに貼ってくれた。もちろんそれもバレたけど。
はじめて学校をサボった時も、ウジは一緒にいた。
まぁはじめて廊下に立たされた時には、多分いなかったけど。居残りさせられた時も一緒ではなかったかも。でも待っててはくれたけど。
いつだって隣りには、ウジがいて。
それが当たり前だった。
The END
1130moji
