注意......
日頃から妄想を書いてますが、さらに妄想となっておりますので、ご注意ください。
クパン(両親?)と、ホシウジ(子供=小学校1年生頃)設定の301号室と、
ジョシュア(保護者)と、ディノ(永遠の5歳児)設定の302号室と、
ウォヌ(社会人)とミンギュ(大学生)の、兄弟?設定の303号室。
1階で花屋さんを営んでるドギョムとか。
202号室の苦学生のチャイナ(ジュンとディエイト)とか。
そんな彼らのおはなしですが、それでも良ければどうぞ............
驚くほどに幸せで
「いい加減にしろよ」って、ジョンハンに怒られた日。
調子に乗ってた自覚はある。
でも一緒に楽しんでたはずなのに、さすがに3日連続で朝から押し倒したからだろう。
「ごめん。ホシとウジの迎えは俺が行くから」と言って、慌てて準備する。
「昼飯もなんか、買ってくるから」
そう言えば、やっぱりジョンハンは「白飯はあるから」と、どんな状況だろうとしっかりしたことを言う。脱がしたのは自分だけど、明るい室内で見るジョンハンの肌が輝いている。エロすぎて、時間が許すならもう一度押し倒したかったほど。
でもさすがに、子どもたちを忘れることはない。
子どもたちが小学校に通いはじめて、行動範囲が広がって、一緒にいない時間も多くなって、心配も増えたけど楽しいことはもっと増えた。
子どもたちに愛情が取られてお互いに向ける愛情は減っていくか、もしくはもっと穏やかになっていくのかと思っていたのに、不思議なことにそれはなくて、なんなら増してるかもしれない。
でも会社の先輩たちは、奥さんは怖いし煩いしゴミ捨てを手伝わされたり毎日ヘトヘトだとグチばかり零す。
きっと半分は本当で、半分はそんな人たちの手前うちは幸せなんでとか言えないから話をあわせてるのかもしれない。そんな気がする。
「わぁ、クプスヒョンッ!」
ジョンハンの代わりに迎えに行くと、ホシのテンションは爆上がりするし、ウジだってそこはかとなく嬉しそうだし。
時々はディノも一緒になるけれど、ディノのクラスは終わるのが早い時が多かった。
帰りに飯を買うって宣言すれば、最近お手伝いに目覚めたホシが、「俺が買う。俺がお金払う」と必死になっている。どうやら、小学校ではお手伝いをしたことを発表する時間があるらしい。
チキンがいいだとか、ピザが食べたいだとか。ジャンクフードばかりを口にする2人を他所に、市場で普通におかずを買う。
そっちもまた魅力的だからか、ブツを目にしてしまうと2人はもうチキンもピザも忘れるっぽい。
お手伝いをするという2人に荷物を任せれば、かなり乱暴に振り回されてるけれど、それぐらいきっとジョンハンは気にしないだろう。
帰ればきっと、2人はお手伝いしたことを必死に話すだろうし、それをジョンハンは嬉しそうに聞くだろうし。
こっそりと、お詫びも兼ねて冷えたビールも買って帰る。
差し出せば「昼間から?」って言うけれど、冷たいビールを手にしてしまえば、ついつい開けてしまうんだろう。
買ってきたものを適当に広げて、全員で回し食べして。
ジョンハンと2人でビールを飲めば、幸せがさらに倍になる。
なんでか最近ホシが、お茶を飲んだ後に「プハー」って言うようになったけど......。
ウジは美味しそうにご飯を食べる。
ホシは早々に遊びだす。
ジョンハンはそんな2人を見ながら、自分も箸を動かしている。
やっぱり驚くほどに幸せで、色んな愛情が増えていく。
あぁきっと明日も朝から、「ジョンハナ」って手を出してしまいそうで。
きっとそろそろ、本気で怒られそうだけど、我慢できる自信はない............。
The END
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