H🕷Spiderなホシくん......
ホシくんは、やっぱりセブチの先頭を、フルスロットルで駆けて行くなぁ。
それに、良い意味で出し惜しみをしない。
頑張ったものを、物凄い頑張ったよ。どう?って、真正面から聞いてくれる感じもして、それにそれら全部を本当に楽しんでる様子も見て取れて。
ホシくんがいるだけで、世界中のカラットさんたちは、救われてたり、する気がする。
セブチの中でもそんな彼は自慢の弟で、チングで、ヒョンだと思うけど、カラットさんたちの中でも、ホシくんはセブチを知らない人や、知っててもまだ嵌り切れてない人たちに向けて、自慢だろうなって、ちょっと思う。
踊れて歌えて、誰よりもセブチ思いでメンバー思いでカラット思いで。
トリッキーだけどバカ正直で、なんかっていったら天才だ天才だって、ウジくんのことを自慢してきて。
彼が誰にも臆すことなくセブチを大切にしてるから。やっぱりカラットさんたちは、幸せだと思う。
彼がセブチを愛する限り、セブチは健全にそこにあり続ける気がする。
あ、ヤバイ。泣きそう。
動画を張る......
HOSHI 'Spider' Official Teaser 1
HOSHI 'Spider' Official Teaser 2
HOSHI ‘Spider’ Official MV
[Choreography Video] HOSHI - Spider
[INSIDE SEVENTEEN] HOSHI Mixtape 'Spider' BEHIND
[GOING SEVENTEEN] EP.7 보물섬 : 13 Raiders #1 (Treasure Island : 13 Raiders #1)
踊る姿......
少しだけ見せてくれる練習風景は、当然のことながらもう努力し尽くした後の映像で。
見せるのが仕事だと言っても、簡単なはずはないのに、見せられてるものの凄さを、ただカッコイイとかステキだとかだけで受け止めるのは贅沢すぎるとは判っているんだけど。ただただ見惚れてしまう感じ。
いやきっと踊りに詳しい人はもっとちゃんと、ホシくんの凄さを感じ取って、色々語れるんだろうけど。
私はただただカッコイイとしか言えず。
あの鉄棒みたいなもので、あそこまでカッコイイ姿を見せてくれることに感動するばかりで。
普通に楽しそうに笑ってて、何か必死にしゃべってる時のホシくんは、全然別のホシくんがいて。
芸能の神様に愛されてるなって気がする。
あぁでもそれだけじゃないぐらいに、そこにはホシくんの熱量があって、努力や頑張りや諦めない気持ちがあるんだろうけど......。
歌う姿......
あぁ、私はね。ホシくんの歌が好きなのです。声なの? 上手いの? どうなの? よく判らんけどね、ホシくんの歌が好きなんです。
きっとね、ウジくんもそう思ってるはず。
それだけは自信がある。
あぁ、誰にお礼を言えばいいの? これはやっぱり、ウジくんになの?
ホシくんのために、ステキな音を作ってくれてありがとうって。
きっとそこには愛があるよね。いや勝手に妄想入るけどwwww
でも、歌うホシくんは、どんな歌を歌ってても好きだ。
あんなに最高な踊りを踊るってのに、歌まで最高ってどうよ............。
写真も張る......
Spider
とろり。表現するとしたら、そんな感じ。
自分の身体の中に流れる血液や、身体の中にある液体、例えば胃液とか。そういうのがすべて、とろりとした感じ。
身体の中の細胞一つ一つが、何かに入れ替わってしまったかのうようなその感覚は、不思議だったけど、別に怖くはなかった。
だって自分は自分だったから。
明日からスパイダーマンのように、自分の手首から糸が飛び出したって、驚かないぞって思ってたのに、次の日になっても別段何も変わらなかった。
軽くジャンプしたら十メートルぐらい飛びあがったって、驚かないぞって思いながらジャンプしたって、なんなら普通だし。走ったってしばらくすれば息切れするし。
もしかしたら勉強しなくても勉強できるんじゃないかと大いに期待したというのに、それも何も変わらなかった。
「ジフナ」
「ぉ?」
「俺、超人になったつもりでいるんだけど、まだ開花はしてないみたい」
「ぉ? おぉ。じゃぁまぁ、いつも通りってことだな」
「......うん。でも気持ちは、一回宇宙人に連れ去られて血液入れ替えられて帰って来た気分なんだけど」
「ぉ? じゃぁジュニと一緒じゃね? あいつもよく、昔連れ去られた気がするって言ってんじゃん」
「..................」
ジュンと一緒は嫌だなって思ったので、宇宙人説はもう言わないでおこうと思ったホシだった。
それは高校2年の夏休み。
ホシは家出したと思われていたけれど、1か月ほど神隠しにあっていたらしい。
当然ながら記憶はないし、ホシにしてみれば、「また明日な」って友達と別れて家に普通に帰っただけなのに、家に「ただいま」って帰ったら物凄い驚かれた。それから母親にも姉にも泣かれた。父親には「お前どこ行ってたんだッ!」って叫ばれたけど、「いや、そりゃ学校だけど」としか答えられず。
そのまま警察は来るわ病院に連れて行かれるわ。小さな町では時の人になっていた。
いなくなった時の新聞も見せられたし、その後の捜索活動の様子も映像で残ってた。
だいたい、夏休みのはじまる前の最後の登校日だったはずなのに、気づけば夏休みが終わる直前になっていて、「え、ヤバイ。俺全然宿題やってないけど。これって何もしなくても大丈夫なやつ?」っていう呟きは、誰も聞いてくれなかった。
当初は家出したんだろうって誰も信じてくれなかったけど、着てるものも持ち物も、本当にその日のままで、ホシからしてみれば、勝手に自分以外が1カ月ほど進んでただけって感じだった。
病院に押し込まれて検査もしたけれど、当然のように何も問題はなく。
警察の人にも話を聞かれたけれど、当然のように話せることもなく。
それでも自分が消えてたってのは確かなんだろうなって思ったのは、いつも「ダイエットダイエット」ってチョコとか食べつつもうるさかった姉が、「しばらくダイエットいいわ」って本人が笑うぐらいに痩せていたりして。
思わず「心配かけてごめんな」とは言ったものの、自分のせいでは絶対ない。
だって別に、そう願ってた訳でもないし。
久しぶりの登校日。夏休み明け。当然のように宿題はできてなかったけれど、許された。
珍しく宿題をやってこなかったウジは当然のように怒られていた。
「ジフナ、もしかしてお前、俺のこと心配しすぎて、宿題手につかなかったの?」
「ぉ? ぉお、そうかも」
物凄く適当な感じでそう言われたけれど、それは通常運転だったから、気にしなかった。
だってまさか、自分と同じようにウジもまた、神隠しにあっていたなんて、思いもしなかったから。
世界に正義の味方が現れるとしたら、そこには世界を破滅に導く悪の存在があるはずで。自分がスパイダーな存在だとしたら、ウジはどんな存在なのか。
一緒に並んで歩くはずだったのに、未来が離れていくなんて、考えてもいなかったのに。
トロリ。表現するとしたら、そんな感じ。
耳で聞いていた音が、頭の中では違う音に変換される。そんな違和感がぬぐい切れないのに、鏡を覗き込めば、そこにはこれまでと何も変わらない自分がいた。
それでも自分の中の何かが変わってしまったことは判る。
もしかしたらプールの中で息を止めたら、5時間ぐらいは平気かもしれないけれど、特にプールに入る予定はないから確かめようもない。
いつものように家を出て、いつものように家に帰って来ただけなのに、何故か1か月ほど時間が過ぎていた。
帰り着いた家には相変わらず誰もいなくて、最初その事実にウジ本人が気づいていなかったほど。
両親は夏休みになった途端にウジが祖父母の家に行ったと思っていて、祖父母は泊りに来なかったことを気にもとめず。両親は息子のことを頼むと電話することもなく、祖父母だって孫の様子を聞きに連絡することもなく。
結局気づいてみれば、ホシが1カ月行方不明だったっていう騒ぎを聞いてはじめて、時を一瞬で越えた事実に気づいたほど。
騒がれなかったから、普段と何も変わらなかった。
一瞬で夏休みが終わったから、宿題ができなかったぐらい。
「俺、超人になったつもりでいるんだけど、まだ開花はしてないみたい」
バカなことを言ってるホシはいつも通りで、自分だけじゃないっていう安心感をくれたけど、ホシはウジも同じように時を超えたことを知らなかった。
だからもしも不安になってるようなら、実は俺も......って言わなきゃなって思っていたというのに、ホシは普通に、相変わらずテンション高くうるさかった。
「バンジー行こうぜ。俺今なら、命綱なしで飛べるかも」
そう言いながら机の上からジャンプしてたけど、別段高く飛んでる風でもなかったから、命綱がなければただ落ちるだけだろう。
それでも次の休みに二人して、バンジージャンプに行く気になったのは、話すタイミングが欲しかったからかも。
駅で待ち合わせしたのに、家を出たらホシがいた。
しかも電車じゃなくて実はバスに乗るという。別に誰にもつけられてもいないってのに、なんでか後ろを気にしてるホシは、多分変なモードに入ってるんだろう。
「だからさ、飛んだら、判る気がするんだって」
自分が飛べる人間なのか、そうじゃないのか。それを確認する必要があるとホシが言う。
「へ~」と興味なさそうな返事しかしてなかたけど、ウジにはもう一つ確かめたいことがあった。
自分とホシが、同じ立ち位置なのかどうか。
なんとなく、同じ時期に同じ状態になったからといって、仲間だとは限らない。
あぁ、そんなことを思ってるなんて、飛べると信じてるホシとあんまり変わらないかも......と思わなくもなかったし、バンジージャンプでそれが判るかどうかなんて知らないけれど、それでも何かは気づけるんじゃないかと信じてもいた。
でも結局、何かわかったかというと、何も判らなかった。
ホシは楽しそうになんの躊躇もなく飛び、ウジは怖かったから飛び降りるまでに少しだけ躊躇して、でも飛んだ。
ホシは「また飛びたい! 今度はペアのやつで飛びたい!」とうるさかったけど、ウジは正直懲り懲りだった。だいたいペアのは、ウェディングドレス姿で飛んでる人の写真が飾ってあったからだけど、何が悲しくてホシとペアで飛ばなきゃいけないのか。
でもわかったこともある。
相変わらずホシはウジのことが大好きで、謎な状況に陥ったって、それは変わらないってこと。
きっと、たぶん、大丈夫っぽい。でもウジは、結局自分もホシと同じように神隠しにあっていたとは、言えないまま帰ってきてしまった。
それがホシにバレるのは、数年後のこと。
そんな出来事を、ホシだってウジだって、忘れてた時のこと。世界が止まったから。
腐れ縁は続いてて、大学の休学届けを一緒にもらいに行った日のこと。さすがに兵役では別々になるだろうとはお互い思ってて、ちょっとだけブルーにもなってた日。
地下鉄の駅から出た場所で、そこら辺にいた人たちが全員止まってた。
「なんだっけ、これ。ほら、止まってみせるチャレンジあったじゃん。俺らも止まらなきゃいけないんじゃないの?」
そうホシは言ったけど、ウジはそれが普通じゃないってことにはもう気づいてた。だって溢れかけたコーヒーとかも、空中で止まってたから。
だから思い出した。昔、2人揃って一瞬で時を超えたことを。
何かが始まる。それは本能で乗り切るしかないサバイバルなのかも。
「黙れッ。止まれ、動くな」
小さく囁いたウジの言葉に、ホシが素早く反応して、ピタリと止まってみせた。
遠くの方から何かの音が聞こえる。だから世界全てが止まってる訳じゃない。
戦いがはじまるのか、逃げなきゃいけないのか。何も判らないけど、2人が一緒の時で良かった。それだけは判る。
「スニョア。覚えてるか? 昔、夏休みが一瞬で終わった時のこと」
「ぁ? あぁ、あの時のことな。夏休みの宿題やらなくても怒られなかった唯一の年だったから、覚えてるよ。超人になった気がしてたんだけど、別に飛べたりもできなかったな」
「黙ってたけど、あの時俺も、夏休みが一瞬で終わったんだ」
「は? 聞いてないけど?」
「うん。言ってないし」
「なんだよ。なんで黙ってたんだよ」
悔しそうな顔をしてたけど、話したってべつだんそれで思い出話ができるでもなし。
「あの時の俺たちの時間が、今からはじまる気がする」
横でぷりぷり怒ってたホシだったけど、半分以上本能と感覚で生きてるような男だったから、ウジが言いたいことを理解するのも早かった。
「お? じゃぁ俺ら、今から1ヶ月ぐらい? 生き延びればいいのな?」
どうだろう。1ヶ月なのかは判らない。でも何かがはじまるのは確かで。でもホシが一緒なら、どうにかなるきがする。
「俺ら2人なら、大丈夫だろ」
ホシも同じことを思ってたのか、「負ける気がしねぇ」とか言いながら笑ってた。
「なぁ、やっぱりじゃぁ飛べるかどうか、後で試していい?」
そうも言ってたからちょっと不安だったけど。
誰も知らない世界が広がる。
どこかで獣たちが牙を剥いて唸る声が聞こえてくる。と思えば、横でホシがトラになったつもりで唸ってただけだけど。
走っては止まり、止まっては走り、物陰に隠れては様子を伺いながら、時間を止めた世界を走る。
永遠なのか一瞬なのか判らないけれど、伝説になるような気がする。でもそれもきっと、誰も知らないんだろうけど............。
The END
4181moji
20210503-20210627
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