妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

파이팅 해야지 -ビタミンAの効能-

부석순 가자!......

ブソクスンカムバック祭り!の告知と予定を書いたblogはこれ~。

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そしてSECOND WINDのblogはこれ~。

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파이팅 해야지 -ビタミンAの効能-

「俺ら第4世代じゃん」とホシがドギョムとスングァンに向けて言った時、そこにはウジもいたしエスクプスもいたしマネヒョンもいた。
「は? 何言ってんの?」って言ったエスクプスはちょっと笑ってた。またバカなことを言い出したと思ったんだろう。
「え? ど、どういうことですか?」って言ったマネヒョンは、ちょっとだけ吃ってた。変なことを言うだけならまだしも、謎に行動力があるから確実に仕事が増える。そう思ったのかもしれない。
そしてウジは何も言わなかった。
もう慣れてるからなのか、それとも呆れて声もでなかったのか。

「俺ら末端?」ドギョムが言う。
「いや、俺らは最先端だ」ホシが言う。
「ダメだよヒョン、俺ら謙虚に行かなきゃ」

スングァンだけがまともな発言をしたけれど、3人が話すとバカっぽいとか酷いことを思いながら、なんだそりゃとエスクプスは笑ってて。
決まったことをその通りにこなしてくれればいいだけなんですとかマネヒョンは願うように思ってて。
末端も最先端も、微妙に言葉が違う気がするとか、どうでもいいことをウジは考えていた。

「そうだよ。謙虚だよ謙虚」ドギョムが言う。
「わかった。じゃぁ謙虚に出し抜いて行こう」ホシが言う。
「ダメだよヒョン。謙虚だって言ってるのに、なに人の隙をついて騙し討ちみたいなことをしようとしてるんだよ」

歌の練習だとか、ダンスの練習だとか。そんな時間とはまた別に取られた戦略会議の時間は、売り方だとか方向性だとかを全員で話し合うって名目だったはずなのに、バカみたいなブソクスンの3人の会話ばかりが目立った時間だった。

「大丈夫ですか? これ」と思わずブソクスンの3人を指差しながら、マネヒョンが言う。
「大丈夫か大丈夫じゃないかでいうと、まぁ大丈夫だろ」と笑ってエスクプスが返してた。
「まぁ大丈夫だろ。ほんとの戦略会議は別でやってたし、これはホシがどうしてもやりたいって言うから開かれただけだし」とウジが言う。

最初は面倒だからと「宿舎で勝手にやれよ」と言ったのに、形から入りたいのか3人揃って文句をぶーぶー言うもんだから、この時間を取ることになった。

「いやでも謙虚も捨てがたい」ドギョムが言う。
「だろ? 俺ら新人だもん。やっぱり謙虚も大事じゃん」ホシが言う。
「そこはほら、セブチ先輩の前でテキトーに謙虚にしてたらいいんじゃないの?」

もはやコントネタの企画会議のような感じになって来ていた。
でもセブチ先輩の前でのテキトー謙虚なら、他所に迷惑がかかる訳でもないし、どうとでもなりそうだからとマネヒョンはちょっとだけ安心していたし、エスクプスは「テキトーに謙虚ってなんだよ」と笑ってた。
まぁでもウジだけは、いやいや、今回のブソクスンは身内ネタなんかじゃすまないだろう......とか、冷静に見てたけど、やっぱり黙ってた。

ブソクスンは華麗にカムバした。
テレビ局では、第4世代でデビューしたブソクスンですと謙虚にあちこち回って先輩たち宜しくお願いしますと頭を下げて回ったらしい。

当然どの楽屋でもスタッフ含めて総立ちで出迎えてくれて、そんな中でコントかよみたいな、新人なのにどんな状況にも完璧に対応する堂々とした姿で、ドキドキしてる新人のふりをぶちかましまくってて、当然マネヒョンはその後、頭を下げて回ってた。
それでなくてもチャートを爆走しまくってしまって、ある意味肩身が狭いっていうのに。なのにあちこちの楽屋から、ファイティン~ヘヤジ~の掛け声があがっていく。
色んな人たちが楽しそうにやってくれていることだけが、せめてもの救いではあったけど......。

その話を聞いてエスクプスは笑ってたし、ウジはやっぱり黙ってた。呆れてるのか、やっぱりと思ってたかは謎だけど。
でももしかしたら、一番「かましてこい」とか思ってるのはウジだったかもしれない。

ホシとドギョムだけなら、そこまで強気に出られずに終わりそうだから、いざとなればスングァンに個人仕事用のアンケートでも大量に渡して楽屋でも仕事をさせておけば、そういうのは防げたりする。
そんなビタミンAの効能だってよく判ってるのに、当然のようにウジは黙っていたから。

ブソクスンが爆速で走ってく。
それがウジの予想通りだったかは、誰も知らない......。

The END
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