妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

星になれ

HOSHIさんの歌が好き......

あんなに踊れる人なのに、不思議だ。
あんなに強気に見える人なのに、人見知りなのも不思議だ、
誰よりもHOSHIさんの歌が好きだと言いたいけれど、イジフンに負けてる気がするのも不思議だ。

[별이되어라2 X 세븐틴 호시] 콜라보 OST 『Goddess of Despair』 메이킹 필름

 

月が大きく見える世界。
遥か昔は小さかったらしいが、今はかなりデカい。でももうそれが、普通の世界。

子どもの頃ホシは、いつか虎になりたいと思ってて、いつかはなれると思ってた。
人間が成長しても人間のままだとは知らなかったし、黄色くて可愛いふわふわのヒヨコが、真っ赤なトサカに真っ白の、そして時々凶暴になるニワトリになったり、まっくろでウニウニした感じのオタマジャクシが複雑な緑のゲロゲロなカエルに成長することは知っていたから、人間だって虎になれると思っていた。でももうどちらも、記録映像でしか見たことはないけど。
虎だってもうこの世界にはいないらしいって話しもあるし、どこかの国の大金持ちが保護してるって話しもあったけど、本物はやっぱり見たことはない。

でも本当にいつか、なれると信じてた。
それは多分、父親が時折夜空を見上げて「お前は将来、あんな風にキラキラした星になれ」とか言ってたからだろう。いつか星にすらなれるなら......って、勘違いはさらに拡大したかもしれない。
中学の時に、人間は虎になれないと知った。そう言ったら「いや遅すぎるだろ」と笑われたけど。
「こんなことなら、お前は将来カップラーメンの蓋になれって言われた方がマシだった」
そう言えば「なんだよそれ」とウジが笑う。
だってそれなら、もしもなれないと知ったとしても、カップラーメンの蓋ならガッカリ感が少なくていいじゃんと熱く言えば、ウジが爆笑する。
虎になれなくても、ウジが笑うならそれもいいと思えるようになったのは、いつだったかはもう忘れた。
「まぁお前は生まれ変わったら虎になればいいじゃん」
ウジが言う。
「ジフニは? 生まれ変わったら何になる?」
「虎が飼えるぐらいの大金持ち?」
「おぉ」
バカみたいな会話に2人して笑う。

生態系なんて壊れて久しくて、月だってもう少ししたら落ちるって、ここ十年ぐらいはそんな話題ばっかりで、火星に逃げ始めた人もいて。
遥か遥かむかし、地球は青かったって言った人がいたらしい。でも日々流れるニュースの中の地球はもう、そんな色でもない。
本当に逃げ出さなきゃ、このままホシはウジとともに星になってしまうかもしれない。
そんな現実が目の前にあるのに、それでもバカみたいなことを言い合って笑ってる。あぁほんと、ウジさえいればいいなんて、いつから思い始めたんだろって感じ。

このまま星になってもいい。時々はそう思う。
全員は船に乗れないと知っているから。
「なぁ、虎じゃないと駄目なの?」
ウジが言う。
「駄目って訳じゃないけど、最終は虎がいい」
「じゃぁ1回チーターとか挟んでもいいんだ」
「挟む意味ってなんだよ」
生まれ変わるのに、虎に少しずつ近づく必要があるんじゃないかっていうウジの意見に、チーターは虎に近づいてるのかって話題になって、それならライオンじゃ駄目なのかとか、いっそのこと1回猫でもいいんじゃないかとか、バカみたいな話題が続く。
「じゃぁ女豹で」
どんな妥協がされたのか、ホシが譲ってそう言えば、ウジが「なんで女豹なんだよ」って涙を流しながら笑ってた。

The END

 

世界が広がって、世界が狭まって......

生きているとどこかのタイミングで、世界の広さを感じることがある。
そして生きているとまたどこかのタイミングで、その世界が狭いことにも気づく。
でもまたどこかのタイミングで、いやまだまだ広いじゃんと気づく。
そんなことの繰り返しで、人生ってやつは過ぎていくのかもしれない。
ホシくんの世界は無限な気がする。
広い世界を、狭く感じながら、夢を見続けてその世界をまた広げていって欲しいと思う。
でもね、どんなに大きな世界に出たってホシくんは、ウジくんと一緒にバカなはなしをして笑ってる時が、1番幸せそうな気もする。
ということで、そんなおはなしを書いてみた。