妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

柚子レモンソーダ2

当たり前じゃない日常......

またしても、カフェで号泣しながら書いてしまった。
いやでも、泣けるんだもん。
帰ってきてくれてありがとうっていう気持ちももちろんあるし、もっとゆっくりしてくれてもいいのにって気持ちもあるし。あぁでも写真の人数をバカみたいに2度も数えて、13人いるってことに泣けるし、その写真を出してくれたホシくんの気遣いにも泣けるし、痩せたような気もしてまた泣けるし。踊ってない期間があるからいきなり練習はしんどいだろうと思うとやっぱり泣けるし。
ということばかりで、やっぱり泣ける。
13人いることは、当たり前じゃないのかもしれないとも思うけど、帰ってきて自分も含めてそこに13人いることにウォヌくん自身が喜んでくれてそうな気もするし、それも考えると泣ける。
ということで、現在泣きすぎて目が痛くて、結果頭も痛い。嬉しいんだけど、やっぱり泣けるから。

 

不調だった4月......

いやぁ、不調だった。
そして色んなものを放置しまくった4月だった。
途中何度か気合を入れようと頑張ったけど、全然ダメだった。
セブチがDarl+ingで頑張ってるのに、聞きもせずにMVを回してるだけだった。
まぁでもそうだよね。気持ちだけで生きてるんだもん。その気持ち部分が凹んだり萎んだりしてたら、踏ん張れないんだよ。
いや、ちゃんと大人なのにな。
でも病院とかで謎に検査結果とかが良いと、先生が、何か良いことでもありましたか?って聞くんだよ。だからもう、そういうことなんだと思う。
でもまぁちょうどキリよく明日から5月だからね。何度だって心機一転、もうすぐきっとセブチが日本に来るんだもんね。
映画にも行けそうにはないけど、5月は幸せなことしかないと信じよう。

 

本当は......

こないだ書いた、柚子レモンソーダの続きに書こうかと悩んだんだけど、まぁいいや。
ということで、続きを書いてしまった。

sevmin.hateblo.jp

 

 

柚子レモンソーダ2

高速道路の途中で、トイレ休憩を挟んだ時に車の中で食べられるものと飲み物を大量にマネヒョンたちが買っていた。
もう夜通し走り続けるつもりなんだろう。
高速を降りたらどこかで柚子のジャムを買うつもりでいた。車を止めてくれなかったら、後でコッソリ宿舎を抜け出すつもりだったけど、車の中ではいつものようにマネヒョンが「買い物ある人」って聞いてくれた。
簡単なものなら代わりに買ってくると言ってもくれたけど、それは断った。買い物はだからマネヒョンと一緒に行った。
買い物をしたのはどうやらミンギュだけのようで、戻ってきてみれば車は1台しか見当たらなかったから、他の2台は先に行ったのかもしれない。
それはヒポチの移動車の中なのに、なんでかジョンハンもいた。エスクプスと話す用事でもあるのかと思ったら、乗り込んだ瞬間からジョンハンはずっと寝てた。きっとボカチの移動車が騒がしくて眠れないとでも思ったのかもしれない。
でもさすがに今回は、ボカチだって騒いでたりしないだろうけど。
戻ってきたのは宿舎だったけど、30分もせずに出るという。
聞けば前倒しにできる仕事は詰めたという。外部の人が関わってないものだから可能だったんだろう。
「ミンギュや。必要なものは全部持って出ろよ。行きはハニが運転するから」
言われてはじめて、帰りの車の中でずっとジョンハンが寝てた意味を知る。
柚子ジャムを買ったけど、次にいつウォヌのもとに行けるかなんて判ってなかったミンギュだったのに、エスクプスもジョンハンも、長い道のりを帰ってきたばかりだというのに当然のようにウォヌのもとに戻るつもりでいた。
柚子レモンソーダに必要なものと、それから数日分の着替えと、それからウォヌの着替えも用意して、1人だけ物凄い荷物でまた車に乗れば、「ヒョンまさか、ウォヌヒョンとこにまた行くつもりなの?」ってバーノンに驚かれた。
それから当然のようにバーノンだって行きたいと言ったけど、「お前まで行ったらヒポチがいなくなるだろ」とエスクプスに諭されていた。
どうしたって今回も、そんなに時間は取れないはずだから。でも行かないなんて選択肢は、ヒョンたちにはなかったんだろう。
全員での集合写真とか、全員いないと片付かないものから回してくれたから、マネヒョンやスタッフたちも、ウォヌのものに行くのは承知だったのかもしれない。
ヒポチの移動車には、運転席にジョンハンが座り、助手席にはエスクプスが座った。
それから後ろにミンギュだけかと思ったのに、帰りは運転してくれるというマネヒョンが、死んだように寝てた。
「明日にでも戻るとか、あいつは言いそうだから、ちゃんと言ってこいよ」
1番忙しいのにウジが見送りに来てくれて、そう言った。
マンネラインは、「事故だけは起こさないでね」と必死そうにジョンハンに安全運転でって繰り返してた。
「今日は無理だけど、次は俺も行くから」
ホシはそう宣言して、いってらっしゃいだけ言うと、慌ててスタジオに戻って行った。
中では個別の撮影も続いてるから、全員が出てこれた訳でもない。
それから、また高速をひた走った。
「お前も寝とけ。しばらく移動中しか睡眠取る場所がないぞ」
エスクプスが言う。
きっとまた、戻って仕事をして、隙を見つけては行くんだろう。その全部に、自分は一緒に行けるだろうか。
ウォヌのことを当然全員が心配してて、ワガママでしかないかもしれないのに、それでもウォヌのもとに駆けつけようとする行動を諌められもしなかった。それどころか、会社のスタッフたちも含めて、全員で協力してくれてるのかもしれない。
再会までに、1日も経ってない。
それなのにウォヌは小さくなった気がした。泣いた分だけ小さくなったのかもしれない。
見知らぬ人は見あたらなかった。だからミンギュは真っ直ぐにウォヌに近づいて抱き締めた。
やっぱり言葉なんてなくて、ウォヌが驚いてるのか、悲しんでるのか、戻ってきてくれたことに喜んでるのかも判らなかった。

「ごめんな。ずっと一緒にいてやれなくて」

ジョンハンの声が聞こえた。言われてるのは自分にじゃなくてウォヌにだというのに、優しい言い方とその声に、ミンギュまでもが泣いた。でもすぐに「お前はほら、あっちで何か作ってくるんだろ」と追い出されもしたけれど。
柚子レモンソーダを作ってウォヌのもとに戻れば、ウォヌは嬉しそうに笑ってくれた。
新しいハンカチをまた渡す。持ってきた着替えも渡す。夜はまだ寒いからと、羽織れるものも渡す。
あっという間にまた別れの時が来て、「また来るから」って言えば、ウォヌが「すぐ戻るから、もう来なくていいよ」と言う。
それはウジの言った通りで、「ダメだ」って言ったのはエスクプスだった。

「ちゃんと泣いて、ちゃんと哀しんで、ちゃんと時間をかけて、オモニのことを見送らないとダメだ。俺たちは何度だって会いにくるから、な」

その言葉に、ウォヌは少しだけ曖昧に頷いた。
きっと、ウォヌにだってそれがいつまでかかるのかなんて判らなかったからかもしれない。
だって涙はいつまでも枯れそうにないし、哀しみは癒えそうにない。

「いつまでかかってもいい。俺たちは待ち続けるし、会いにき続ける。いつか、セブチだったことを後悔して欲しくない」

ウォヌが黙って頷く横で、やっぱり泣いてたのはミンギュだった。

「ごめんな。ちょっとだけ時間かかるかも。今度来る時は、お前の料理、食べたいかも」

泣くミンギュに向かって、ウォヌが謝ってくれる。
なんで謝るんだよって言いたかったのに、やっぱり何も言えなくて、ウォヌに縋りつくように抱き締めただけのミンギュだった。
帰りの車はマネヒョンが運転してくれて、全員が寝てた。
そしてそのまま現場に直行して、宿舎に戻れたのは2日後で、そうしたら今度はジョシュアが運転するというから、慌てて鍋を火にかけた。簡単なものを作ってそれをタッパーに詰めるまでの時間だけ待ってもらって、それから当然のようにミンギュも車に乗り込んだ。
マネヒョンもまた着いてきてくれたけど、帰りの運転はミョンホがするという。
結局何度、往復しただろう。
場所はウォヌの実家に変わりはしたけれど、「もう大丈夫。来なくてもいいよ」ってウォヌが何度言ったって。

「俺たちがお前のそばにいたいんだよ」

当然のようにヒョンたちはそう言って、仕事と時間の都合をつけた。
結局一度もウォヌのところに行けなかったのは、ウジぐらいかもしれない。
ミンギュはほとんどベッドでなんて寝れなかったけど、全然辛くなんてなかった。会えないことに比べたら。
柚子レモンソーダどころか、訪れるたびに持っていくものが増えて行ったけど、それでも全然大変じゃなかった............。

The END
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柚子レモンソーダ3

最初に思ったのは、なんで今日なんだよ......だった。
今日はミンギュの誕生日で、気づけば自分にとってもそれは特別な日だったはずなのに。
父親は案外役に立たなかった。でもそれは自分も同じで、弟が予想以上にしっかりしていて、「兄貴、着替え」って言って、黒のスーツを目の前に差し出してくれたのも弟だった。
タクシーに乗って移動した。どこに行くのかもよく判ってなくて、でも母親はいつのまにか病院から葬儀場へと移動していた。
家を出てから何度、実家に帰っただろう。たぶんそれは、数えられてしまうほどだったはず。
世界中に蔓延したウィルスのせいで海外公演もなくなって久しい。国内でも観客を入れることの方が少なくて、だからメンバーにも母親の不調はバレてなかった。会社にはちゃんと伝えていたから、スケジュールの調整はいつだってすると言ってくれてたけれど、病院に見舞ったのも数度。
父親が言う「お前が頻繁に顔を出したら、母さんが不安がるから」って言葉を素直に信じた訳じゃないけど、「こんなに成功するとは、正直思ってなかった」と母親はいつだって幸せそうに笑ってた。
楽しいばかりの仕事じゃないはずなのに、それでもメンバー同士凄く仲が良いことも知っていて、メンバーたちは家族のようにウォヌのことを大事にしてくれている。そのことを母親はいつだって喜んでいた。
親バカだけどと言いながらも、「13人の中で、あんたは3番目ぐらいかも」と真剣な顔で言っていた。逆に1番目と2番目が気になったけれど、なんでか照れてそれは教えてくれなかった。
でも息子のグッズを買うふりをしながらも、バーノンとジョシュアのグッズを買いあさってたのも知ってるから、たぶんその2人のどっちかが1位で2位なんだろうけど。
まだ全然、思い出が足りない。
そんなことをつらつら考えてる間にも、弟が呼びに来て、葬儀がはじまっていた。
いつの間にか握りしめてたハンカチは、止まらない涙を吸ってすぐに役に立たなくなっていた。
来るとは思っても見なかったのに、気づけばミンギュが目の前にいて、父親に挨拶するヒョンたちがいて、自分のことのように辛そうな顔をしてるチングたちがいて。ウォヌに負けじと泣いてくれてる弟たちがいた。

「ごめん。お前の誕生日なのに」

ミンギュの顔を見て、一番に出た言葉がそれだった。
本当だったら楽しいばかりの、幸せばかりの日のはずだったのに。
ミンギュは何も言わなかったけど、ギュって抱きしめてくれた。それからウォヌの手からハンカチを奪って、その代わりとばかりにキレイな自分のハンカチを持たせてくれた。
なんでも器用にこなす男は、いつだって色んなところに気が回る。
きっと忙しいはずで、移動時間がかかりすぎるこんな場所まで来るのに、どれぐらい仕事を調整したのか。
それでも嬉しくて、父親と弟が側にいるはずなのに、ミンギュの存在に、ヒョンたちやチングの存在にホッとしたのが、自分でも驚きだった。
あぁもう家族なんだな......って思ったら、離れたくなかった。帰らないで欲しくて、みんなに側にいて欲しくて。でもそんなこと言えるはずもなくて我慢した。
言えたのはただ、「次来る時、柚子レモンソーダを持ってきて」だった。
ミンギュが「また後で来るから」って言ったから。後でって言ったって、それはどうしたって数日後だって判ってたけど............。
きっと30分もいなかったはず。休んでる暇だってないはずだから、移動時間を睡眠時間に変えてきてくれたのも判ってる。
それなのに、半日もせずにミンギュは戻って来た。エスクプスとジョンハンも。

「ごめんな。ずっと一緒にいてやれなくて」

驚いて声も出せなかったウォヌに、そう言ったのはジョンハンだった。
すぐに戻ると言ったウォヌに、「ダメだ」と言ったのはエスクプスだった。

「ちゃんと泣いて、ちゃんと哀しんで、ちゃんと時間をかけて、オモニのことを見送らないとダメだ。俺たちは何度だって会いにくるから、な」

今度もミンギュたちは、僅かな時間で戻っていった。
それから何度、代わる代わる、来てくれたのか。それは忙しさと距離を考えれば驚くほどなのに、当然のようにミンギュはいつだっていて、毎回絶対柚子レモンソーダを持ってきて、さすがに飽きてきたけど、「柚子ジャムはでっかい瓶で買ったから」と言ってたから我慢した。
弟たちだってチングだって、ウジからは毎回「ごめん」ってカトクが来てたけれど、寝る間を惜しんで働いてるのは知ってるから、全然ごめんなんかじゃなかった。
会社も、仲間たちも、早く戻ってこいなんて一度も言わなかった。

「のんびりしすぎて、踊れなくなりそうだけど」

そう言ったって、「うん、でももう少し、のんびりしたらいいよ」ってホシですら言う。「カラットたちだって、何も言わないよ」って。
でも戻ると決めた。
うっかりコッソリ帰ろうものなら行き違いで誰かが訪ねてきそうで、本当はいきなり帰って驚かせたかったのに、しょうがないからカトクで知らせた。
そうしたら当然のようにミンギュが迎えに来てくれた。

帰り着いた宿舎の中、2人の部屋に戻ればひどくホッとしたから、いつの間にかここが自分の家だったんだと気づいた。

「やっと俺のとこに帰って来た」

ミンギュがしみじみと言う。

「うん、やっとお前んとこに帰って来れた」

だからウォヌもそう言った。
柚子レモンソーダはしばらくいいやって言ったら、「さすがに飽きた?」って言ってミンギュも笑ってた。

The END
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戻って来た......

性懲りもなく書いたけれど、柚子レモンソーダを書いた時から続きを書こうと思っていた訳ではなくて、突然書きたくなったので、書いてしまった感じかもしれない。
泣けるけど、書いたおはなしには満足。
いやまぁ自己満足なんだけどさ。当然。

あぁでも、おかえりウォヌさん。セブチの中で、愛されて、癒されて、幸せに。笑って過ごしてくれますように。
いつか春に幸せだった時をたくさん思い出してくれますように。

 

そこのあなた様へ......

・名前を記載いただいた場合も、blog内では記載しておりません。
・メッセージ内容は一部抜粋している場合もございます。
・こちらからメッセージを送ってくださった方へのanswerです。 

sevmin.hateblo.jp

2022/05/01 0:39にMessageを送ってくださったそこのあなた様へ

当たり前が当たり前でないと気付いたときから13人を数えることに何故かドキドキするようになり、全員の集合写真に涙脆くなった自分に動揺する今日この頃
どうか五月晴れの空のようにどこまでも晴れ渡る花道を歩めますように
sevminさんのお話しがずっと読めますように いつも癒やしをありがとうございます
今日のお話しもやっぱり泣いてしまいました

メッセージありがとうございます!sevminです。
13人いるだけで、感動しますよねwww 私も13人いることに泣けます。
いつも癒しをありがとうだなんて......。いやでもそれもこれも、セブチからの供給が多いからかも。
今なら謎に"I’m NOT SEVENTEEN anymore"って言うし。
あぁいうこと言われちゃうと、何か書きたくなっちゃうんですよね。
あぁでも今日のおはなしでも泣いてくださったなんて......。
泣かせてごめんなさいと、泣いてくれてありがとうを。
のんびり適当に書いてると思われますので、のんびりお付き合いくださいませ。
ではでは、メッセージ、本当にありがとうございました!!!!! sevminでした。