妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

星になれ Lonely Stars

ぶーちゃんまで歌ってくれるなんて......

ゲームは全く興味なく、きっとやらないだろうけど、歌は聞く。
日本語すらキレイに書けないからあれだけど、ハングルもキレイに書ける気はしない。でも書けるようになったら、楽しいかもしれん。
と、最近思う。
可愛らしい文字が書ける人になりたいなぁって、常々思うからね。

 


[별이되어라2 X 세븐틴 승관] 콜라보 OST 『Lonely Stars』 메이킹 필름


[星になれ × SEVENTEEN SEUNGKWAN] Collaboration OST”Lonely Stars”メイキング映像

 

えとえと......

ホシくんのおはなしと、世界線は同じです。が、続きではないです。

sevmin.hateblo.jp

 


月が大きく見える世界。
朽ちかけている世界だと皆は言うけれど、スングァンはこの世界が嫌いじゃなかった。
生きてくことに必死ではあるけど、それでもなんとか生きていけるし、自由とは程遠いけど、それでも一人で空を見上げることもできる。
絶対的に人が減った世界は、打ち捨てられた世界だと言うけれど、自分のテリトリーがその分広がった世界な気がする。
大きな声で歌ったって、一人で何かを話し続けたって、時には踊ったって。
誰に何を言われるでもない。孤独ではあるけれど、スングァンが考える物語は誰にも邪魔されることはない。
この世界を救うヒーローがいつかは現れる。スングァンの空想の中ではそうだった。
自分の空想なんだから、そんなヒーローは自分でも良いはずなのに、スングァンはヒーローの側にいる誰かでいるのが好きだった。
何かを察知できる誰か......的な。欲を言えばヒロイン的な存在がいいけど、そんな、そんなそんな。自分なんて......。
「ははは。それ、誰に対する遠慮だよ」
一人でそんなごっこ遊びをしてたら、笑われた。
驚いて振り返れば、見知らぬ人間がいた。
スングァンの遊びは、いつだってバカにされる。それから蔑まれたりして、邪魔扱いもされて、ここは誰のものでもないのに、あっちに行けと言われたりする。
そんなことを言う奴らとは戦ったっていいけど、スングァンは無視して移動する。争うことで無駄に疲れたくないから。だからこの時だってそうしようと、広げてた荷物をせっせとまとめだしたのに。
「でもちょっと判る。俺もヒーローよりは、身近な博士とかがいい。ちょっとドジな、でも時々凄いことを言うような」
スングァンのものだった空想が、新たに広がりを見せた瞬間だった。
名前を名乗りあうのにかかった時間の間に、2人で繰り広げた空想の物語は、大きく発展した。次を約束した訳でもないけれど、時々現れてはスングァンの物語を楽しんでくれて、スングァンの創造した物語に色を足してくれるような寄り添い方は心地よくて楽しくて。
名乗りあった後は、遠くから「スングァナ」って呼ばれるたびに幸せだったのに。
「次の船に乗る」
バーノンはある日、そう言った。
「両親と、妹と。家族で」
いつだって次の船が最後だろうって言われてた。もう聞き飽きたそのネタはと笑ってたのに、バーノンもとうとう行くという。
「あぁじゃぁ、寂しくなるね。せっかく俺らのヒーローが、敵の本拠地に乗り込むとこまで来たのに」
スングァンがそう言えば、バーノンは笑って「うん。だから次の船に、スングァニも一緒に乗って行こう。俺らのヒーローを宇宙に連れて行ってやろう」と言った。
きっとバーノンは、宇宙に出たってキラキラと輝くんだろう。
スングァンは笑って、「考えとく」って言ったけど............。
きっとスングァンは船になんて乗れない。この世界で普通に生きる権利すら持ってないのに。幼い頃は優しい母親がいたはずなのに、ある日いなくなってしまったから。姉たちとともに。
昔、女だけを乗せてくれる船があったと言う。どうしたって生きていくためには子どもを産み育む人たちが必要だからって。自分だけ捨てられたんだと思いたくなくて、その噂ばなしを信じて、仕方がなかったんだって思うようにして、どこかの星で幸せに暮らしてる家族のことだって空想してみた。
どんなに辛くても、たった1人でも、色んなことを空想していれば楽しく過ごせていたのに。
1人ではもう、つまらないかもしれない......。
でもしょうがない。スングァンが行けないからって、バーノンに行かないでくれとは言えないし、言ったとしても行かないなんて選択はしないだろうし。
寂しいし悲しいし辛いし泣いてしまうかもしれないけれど、きっと大丈夫。不意に1人になってしまった時だって、どうにかなったんだから。また空を見上げて、キラキラ光る星のどこかにバーノンがいると思って暮らし続ければ、きっと大丈夫。
次の船がいつ出るのかすら知らない。一緒にと言ってくれたけど、きっと家族にその話をして、バカだなと笑われて終わっただけかもしれない。みんながみんな、新しい世界に行ける訳ないじゃないかって............。
きっとあっちの星から見たら、この星だって輝いてる。
もうキラキラはしてないかもしれないけど。
楽しかった2人の空想の続きを、バーノンもどこかで、考えてくれているかもしれない。いつか、バカみたいなことしてたなって、あっさり忘れされるかもだけど。でも大丈夫。スングァンは覚えてるから。
「よしッ」
気合を入れて、立ち上がって。
敵の本拠地に乗り込んだヒーローの活躍を1人で考えようとしたのに、全然勝てそうじゃなかった......。
「よしッ」
何度もそう言って気合を入れたって。
でも不意に、「なんだよ。なんで勝手に本拠地で戦いはじめてんの?」って声がした。
振り向けば変わらずのバーノンがいて。
「なんで? 船に乗るって、言ってたじゃん」
「うん」
「つ、次の船が最後だって、みんな」
「それ、いつも言ってるやつじゃん」
「でも......、ボノナ、お前、家族は?」
「うん。行った」
バカじゃないの、何やってんの。なんで行かなかったの。バカじゃないの。
色んな言葉が浮かんだのに何も言えなかったのは、口を開いたら泣いてしまいそうだったから。
でもその日からずっとバーノンはスングァンの側にいて、2人のヒーローは無事に敵も倒した。次の物語は、ヒーローの側にいる博士が主人公になるやつで。
「博士はどんな人にする?」
そう聞けば、「月の裏側の秘密都市があって、そこで博士は生まれたんだけど」ってバーノンが言い出すから、まだ設定を考えてるだけのにスングァンはすでにワクワクしはじめていた。

The END
2354moji

 

2人だけの世界......

色んな物語、ネタ的なものも含めて、そういうのがありそうな2人な気がする。
ぶーちゃんの声は、なんであんなに、強いのに優しくて沁みるんだろう。ね。