妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

テツボウは、できないわけじゃない

 

GOING SEVENTEENの冬休みスペシャルの撮影後、お疲れ様ってことで食事会があった。まぁただの飲み会とも言うけれど。その場で珍しくウジがくだを巻いていた。お酒も飲んでる訳じゃないのに......。

苦手なものはあっても、基本できないことはない。
物凄い出来たってことはないけど、勉強だって嫌いじゃなかったし、宿題だってちゃんとしてたし、先生の覚えはめでたかったし。運動だって飛びきりってことはないけど、走れたし球技もできたし、色んなことをやったけど、ビリになったこともない。
だからできないことは滅多とない。
歌えるし、踊れるし、作詞作曲にプロデュースもできるし......。

と、ウジがずっと言っている。
鉄棒で1人前後にうまく揺れることができなかったことが、よっぽど嫌だったのかもしれない。
「うん。知ってる。うん、うん。判ってる。うん、だな」と、ずっとホシがそれに相槌を打っている。

あぁでも俺、基本努力型だもんな。天才型じゃないから、最初は苦手なことも克服するというか、後からできるようになるっていうか。でも極めるもんな。
「あぁ、そうかも。あるかもそういうとこ」
それに俺、コツを掴んだら早いし、ちゃんと動きを知識でも理解できるし、できるようになったら教えることもできるようになるし。
「それな。そうだよな。判りやすく教えるもんな」

と、ウジが色々言っている。
鉄棒で1人前後にうまく揺れることができなかったことが、よっぽどよっぽど嫌だったのかもしれない。
ホシもよくそれに付き合っている。

最初は96ラインのウォヌやジュンも頷いたり相槌を打ったり優しく聞いていたりしたはずなのに、早々に飽きたんだろう。
コーラしか飲んでないのに同じことばかりを繰り返してるウジがいて、それに付き合ってるホシがいて。
そして色々吐き出して納得したのか、ウジが落ち着きそうだったっていうのに......。
「ウジヒョン、鉄棒なんてできなくても問題ないよ。日常に鉄棒なんて出てこないんだから」と、言ってしまったディノがいた............。
ほぼバーノン以外の全員が「あ」って言いそうになる中、ウジがボソリと、「テツボウは、できないわけじゃない」と言った。棒読みだったけど。ホシが「お、おぅ」と慌てて頷いていたけれど............。

鉄棒で1人前後にうまく揺れることができなかったことが、よっぽどよっぽどよっぽど嫌だったのかもしれない。
ウジはくだを巻き続け、ホシはそれに付き合って珍しく酔いもしなかったらしい。

The END
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