LEFT&RIGHT2(MV100M Anniversary)
2022/8/8(月)記念すべきスンチョルさんのお誕生日に、見事100M達成♪
ということでレフライ2はじまってます。
そして現在5周目ですが、まだまだ取っ散らかってます!!!!!
sevmin.hateblo.jp
に、肉々しいって言われても
そこはヘンガレの世界で、バーノンは今両手にいっぱい、ものを持っていた。
まぁ自分が拾ったからだけど。
いつもとは違ってピチピチギャルな姿をしてるせいで、モノをしまうための場所にスペースがあまりないことを忘れてた。でも拾いに拾ったそれらを手放すのは絶対嫌で、どうしようかと思ってたら、目の前にはちょうどスングァンがいた。
スングァンはヘンガレに来た瞬間にはなんでかバーノンのことをバーノンと認識していた。見た目がピチピチギャルなバーノンだったというのに。でもまぁそういうこともあるかとバーノンはあまり気にしてなかったけど、「いや普通は絶対わかんねぇよそんなの」と騒いでたのはエスクプスだった。
「スングァナ、悪いけど、この荷物一回預かって。俺、倉庫全然初期値で何も持てないから」
そう言えば、スングァンは「いいよ」と快諾してくれた。
そして荷物を全部引き受けてくれたけど、変わりに手渡されたのは物凄いカワイイ、制服だった。
「お礼はいいよ。これ着てくれれば」
「..................」
ちょっと驚きはしたけれど、アバターの着替えなんて一瞬だから、バーノンは別段困ることもなく、それを手に取った。傍らでは言葉を失っているというよりは、目がもう「変態だ変態がいるぞ」と言ってるエスクプスがいたけれど、バーノンはとりあえず無視しておいた。
そして着替えれば、「ノムキヨ~~~~~~」と喜んでるスングァンがいて、「クルって回ってクルって回って」と言うから回ってやれば、手を叩いて喜んでいた。
思わず一瞬でバーノン用の洋服を買ったのかと思ったけれど、それはどうやら元々スングァンが持っていたやつのようで。
「次はこれ」そう言って手渡されたのは、超ミニの熊の着ぐるみだった。
「ほら、早く早く」テンション高くスングァンが言う。
「お、おぅ」ちょっとだけ引きながらもバーノンはそれを手に取る。
「..................」エスクプスは黙りながらも、「ヤバイ奴がいます! ここにヤバイ奴がいますよ!」って叫びそうな感じで目をキョロキョロさせていた。
まぁでもバーノンが着替えれば、スングァンは「ノムキョ~~~~」と身悶えて、なんでか地団駄を踏んでいる。
その後もなんでかヒーロー戦隊のヒロインぽいスーツだとか、ナースだとか、社長秘書スペシャルだとか言われて、スングァンの持ち物からは次から次へとキラキラしてたり可愛かったりな服が出てきた。
まぁ確かにどれも可愛かったけど、それを何故スングァンが持っているのかは聞かなかった。
「肉々しくて良いよ」
褒められてるのかどうかももはや判らない。
しかしスングァンのテンションは上がり続けるし、黙ってキョドってたエスクプスは復活したのか、「手を出したらアウトだからな。お触りはなしだからな」となんでかスングァンのことをけん制してた。
いや別に触られたっていいけど......と思ったバーノンだったけど、懸命にもそれは黙っておいた。
The END
1247moji