妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

海城 (Hai Cheng)

この砂浜に踏み出す足......

この足だけで、私はもう感動というか、映画のはじまりを見たというか。
もうなんだろう。何も言えないというか。言葉が見つからない。
好きすぎるのかもしれない。
きっともうハオちゃんが捨てるゴミでもカッコイイと思えると思う。

恋の歌とは思えなかった。
愛おしいものを歌った歌なことは、確かだと思った。
そのうち、ハオちゃんのアルバム出ないかなぁ............。

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THE 8 ‘海城 (Hai Cheng)’ Official Teaser

 


www.youtube.com

 


[INSIDE SEVENTEEN] THE8 '海城(Hai Cheng)' MV BEHIND


[17:terview] EP. THE 8 : ‘海城 (Hai Cheng)’


[INSIDE SEVENTEEN] 디에잇 'Hai Cheng' 비하인드 #1 ('Hai Cheng' Behind The Scenes #1)

 

波際に砂の城

ディエイトが目指したものは、波際に砂の城を作るようなものだったかもしれない。
カッコよくて、キレイで、でも完成する前に、いつだって波によって砂が削り取られてしまって、完成なんてしそうにないもの。
でもまた、諦めきれずに砂で城を作り続ける。
求めるものを、諦められないから。

何度も何度も繰り返す。目指すものは果てしなく、手にするのは無理そうなのに、どうしても諦めきれず、砂を手にする力が投げやりな時もあれば、必死な時もあれば、ほどほどな時もあったり。

でもいつからだろう。ディエイトだけが1人で頑張っていたその作業に、他の人間の手が入りはじめたのは。
気づけばコツコツと頑張るディエイトの横にはジュンがいて、大抵の場合は楽しそうに遊んでたり、波以上に邪魔してきたりもしたけれど、イライラしながら1人で耐えてた時間はいつのまにか無くなっていた。
時折手伝ってくれて、時折邪魔してきて、怒ったり、笑ったり、たまには2人で盛大に、作りかけのそれを壊してみたり。

気づけば波なんて、怖くなくなっていた。

あぁでも気づけば、ディエイトが作る砂の城と波の間に、立ちふさがってくれるヒョンたちがいた。
頼んでもないのに、当然のように、自分たちが濡れるのも厭わずに。
完成がほど遠いと言っているのに、いつだって波を防いでくれようとする、ヒョンたちがいた。

何度かは完成したと思ったけれど、気づけば求めるものはもっと壮大になっていて、やっぱりいつだってまだまだで。
でも励ましてくれるチングたちがいた。
応援してくれる弟たちがいた。
気づけばディエイトの作るその城は、波際なんてことも、砂でできてるってことも、なんの関係もなくなっていた。

もっとよくなるように、カッコよくなるようにと助言してくれる人がいて、負担にならない程度に助けてくれる人がいて。
もちろん、ディエイトが助けて欲しいと言えば、全員が当然のように一丸となって助けてくれて。
最初は苦行でしかなかったはずなのに。
そう言えば、誰もが「お前が頑張ったからだろ」と言ってくれる。

波際に砂の城。今はもう、思い描くだけでよくなったほど、海の上にだって作れるはず。ディエイトの心は解き放たれて、自由に、羽を伸ばす。

The END
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