あいのちから......
愛か......。私は知っているようで、愛は知らない気がする。
でも、愛か......。
白で攻めてくるセブチ......
いや、白で攻めてこられると、心がキレイではない私には辛いwww
目つぶしのごとく......だしね。
ヒポチはカッコイイよなぁ。そしてなんだかいつだって真剣な感じ。
しかし、ボカチの白は、また格別。
柔らかいのに強い。そんなイメージ。そしてなんだかいつだってゆとりがある感じ。
そしてパフォチ。一番透明感があると思うのは、ジュンさんがいるからなのか。
最初のウォヌさんがもうカワイイ......
SEVENTEEN (세븐틴) ’あいのちから’ (아이노치카라_사랑의 힘) Official MV
応援方法は、見るのが好き......
いや参加はちょっと厳しい。ハードルが高いから。でも見るのは好きwww
[ETC]SEVENTEEN - あいのちから 応援法
クリスマスプレゼントだね......
韓国語の歌が好き。曲によっては日本語の方が好きなものもあるけど。実はヒップホップチームの曲は日本語が好き(照)
SEVENTEEN(세븐틴) - Power of Love (KOR Ver.)
[SPECIAL VIDEO] SEVENTEEN(세븐틴) - Power of Love (KOR Ver.)
[ETC]SEVENTEEN - 「あいのちから」RECORDING BEHIND
あいのちから
説明......
10行以内で終わるおはなし。謎な縛りをつけてみた。
いくらなんでも寒すぎる
「いや、寒すぎない?」とウォヌが言う。
「しょうがないよ。ディノが張り切ってるんだもん」と、ミンギュ が答える。
2人は寒すぎるからと、ベッドから出れないでいた。
雪の精で、雪を降らすのが仕事で、この時期しか働かないというのに。
「ハニヒョンが悪いんだよ」と、ミンギュ が言う。
「なんで?」と、布団の中にさらに潜り込みながらウォヌが聞く。
「俺らはハリーポッターと同じ系譜だってバカみたいなことをディノに吹き込んだから」
「アイツ信じたの?」
「だからこんだけ雪降ってんじゃん」
とりあえずミンギュも深く布団に潜り込んで、ウォヌのことを抱きしめる。いやそもそも、素っ裸だから寒いんじゃないかって気がする、ウォヌとミンギュ だった。
まっしろしろしろ
「サボろう」
冬ぐらいしか働かない雪の精なのに、ジョンハンが今年は何もしないと宣言する。
「おぅ」
エスクプスに否はない。
「うん、のんびりしよう」
ジョシュアまでもが賛成して、95ラインはのんびり過ごす気満々だった。
しかし世の中はディノが張り切りすぎたせいで予想以上にまっしろしろで。このままじゃあちこちで、色んな被害が出てしまいそうで。
「見えない見えない」エスクプスが言う。
「気にしない気にしない」ジョンハンが言う。
「負けが見えてる我慢大会じゃん」ジョシュアがそう言えば、ジョンハンとエスクプスは盛大にため息ついて立ち上がった......。
聖域を荒らすもの
真っ赤なホットワインを片手に雪に埋もれているのはディエイトだった。
「働かないのか?」
そう声をかけてきたのはジュンで、手にはジュンだってクリスマスっぽい大きなチキンが握られていた。
「ディノが1人で13人分頑張ってるじゃん見境なく」
「ヒョンたちがそれで出てったみたい」
「じゃあもう俺は何もしない。ワインを堪能する」
ディエイトがそう言えば、「じゃあ俺も」って言いながらジュンが雪の上に座り込み、豪快にチキンを食べていた。
雪が降り始めた頃からディエイトはそこにいて、自分の周りだけ良い形で雪がなくて気に入っていたというのに、確実に何も考えてないジュンがそこに身体を押し込んで座ってくるもんだから......。
しかもジュンは食べ終わったチキンの骨を近くの真っ白な雪に突き刺して、さらには汚れた手を雪で拭いていた。
ディエイトのワイングラスを持つ手が震えていたけれど、「寒いか?」って聞いてくるジュンは当然ながら、何も判っていなかった。
ジョブチェンジ
「ホワイトタイガーとかどうよ」と、ホシはテンション高く言うけれど、「おぉ、いいんじゃね」とぶっきらぼうなのはウジ。
「雪豹とかもカッコイイけど」とか、「ホワイトベアーとかも強そうじゃね?」とか、最初は虎になりたいとか言ってたくせに、もはや豹でも熊でもいいらしい。
雪の精でも人間と同じように町中で暮らしてる人たちはたくさんいるけど、雪の精から動物に変わったって話は聞いたことがない。
「何にでもなったらいいけど、もう冬の間は一緒にいられないな」
ウジがそう言えば、ホシは目をまん丸にして驚いて、「な、なんでだよッ。お、俺が獣になったら、嫌なのかよッ」って必死そうだった。
「別に嫌じゃないけど、動物は冬の間は基本冬眠するか、しなくても寝ぐらに籠もるじゃん。な」
そう言われてはじめてホシも気づいたっぽく、カッコ良くても強くても、ウジと一緒にいられないなら意味はないから。
「ペンギンとかなら、冬眠しないんじゃね?」
とりあえずカッコ良さと強そうな動物を諦めたのか、ホシがペンギンどうよとか言い出したけれど、「俺、絶対お前のこと見分けられない自信あるわ」って言われて撃沈してた。
「じゃあマンモスは」とか言いかけたホシに食い気味に「もういねぇわッ」ってツッコんでいたウジだった。
スングァンとバーノン
スングァンは今も、家族と共に町で暮らしてる。皆のように自然の中で、不思議な存在として生きるのも嫌ではないけれど、そうしたら大好きなドラマがリアルタイムで見られないから。
「スングァナ〜」
今日もバーノンが、学校へ行こうって感じで迎えに来る。
「お〜、今行く〜」
2人して今日もバスに乗り、遠くの町まで行って、町のあちこちに大小さまざまな雪だるまを作る。地味だけど、これも大切な雪の精の仕事だから。
「雪だるまとスノーマンは何が違う?」とスングァンが問えば、「出身地」とバーノンが答える。
「じゃあ、雪だるまとマシュマロマンは何が違う?」とバーノンが問えば、「素材」とスングァンが答える。
どんなバカな質問にも一単語で回答するって言う、地味な遊びを続けながらも、2人は雪だるまを作り続けた。
時々は飽きてきて、ま四角な雪だるまも作ったけど。
時々は張り切って、バカデカな雪だるまも作ったけど。
あっちに行けって
ディノが頑張ってるからって理由で皆がサボってたけど、ドギョムは街中をほどよく雪景色にするのが好きだった。
クリスマスイブとかクリスマス当日とか、絶妙なタイミングで空から舞い落ちる雪を見上げて、嬉しそうな人を見るのが好きだったから。
それなのに.........。
「ディノやッ!なんでこんな街中でドカ雪降らせてんだよ。ここらは毎年俺のテリトリーなんだから、お前はあっち行けってッ」
あちこち駆け回りながら大盤振る舞いで雪を降らせて行くディノが、働くのに必死すぎてドギョムの声なんて届いてなかったのか、大分通り過ぎてから「ドギョミヒョンなんか言った?」と振り返る。
「だから、お前はあっちに行けってッ」
もう一度叫べは今度は聞こえたんだろう。でも意味は理解できなかったのか、「うん、俺次はあっちで頑張るよ」と笑いながら、そしてさらなる雪を降らせながらディノが去って行く。
テレビでは、異常気象だとか温暖化の影響だとかエルニーニョだとか、色んなことが語られていて、ただただディノが張り切ってるだけだとはバレてなかったけど。
「うっそだろ」
積もり積もった雪のせいで、ドギョムの前では、漢江が凍っていた.........。それは即ち、ディノのせいで............。
雪だるまの効能
どこかで小さい子どもやお年寄りが滑って転倒すると、ふわっとした雪が守ってくれることがある。その度に、スングァンとバーノンが作った雪だるまがふわっと消える。
毎日毎日たくさんたくさん作ってもそれほど話題にもならないのは、毎日たくさん消えていくからだろう。
それでもこれほど雪が降り積もれば、ましてや普段は降らないような場所でも降れば、雪だるまはどんどん消えてなくなっていってしまう。
「漢江が凍ったッ? は? 嘘だろッ?」
ドギョムからの連絡で慌てたのはジョンハンで、それはもう災害級な雪かもしれない。
半地下の人たちや暖房をそれほど用意できない人たちを雪と寒さから守るためか、次々と雪だるまも消えていく。
「96ラインはどこだッ? ミンギュは?」エスクプスも叫ぶ。
「ボノニとスングァニだけじゃ足りないだろ。チャイナの2人は?」
いつもは落ち着いてるジョシュアまでもが慌てはじめ、ジュンとディエイトは急遽雪だるま部隊に駆り出された。
でももう雪だるまをいくら作ったって、作ったそばから消えていく状態だったけど............。
雪はすべてを塗りつぶす
「だって、そんな、ちょっとたくさん降らしちゃったけど......。ごめん、どうしよう......」
街中の橋の上、凍った道路で車が何台もスリップして玉突き事故を起こしてた。それでも人死にが起きるような事故じゃなかったのは、ジュンが小さい雪だるまを山のように作って橋の上にギリギリ置いたから。
96ラインもミンギュものんびり過ごしてたはずなのに、今やあちこちをフォローして立て直して雪だるまを作って、大事にならないかを確認しながら走り回っている。
ディノ一人に頑張らせていたバチが当たったのかもしれないが、今はそんなことを言っている暇もない。
「嘘だろッ?」
普段は雪山でもない山で、雪崩が起き始めていた。それは大きいものから小さいものまで。普通の裏山とかでも。
「オンマッ」スングァンが叫ぶ。
「ヌナッ」ドギョムも叫ぶ。
あちこちで皆が、ヤバイとばかりに家の中でのんびりしてる家族や、人の中に紛れて普通に働いている姉や兄のことを呼び出した。
あいのちから
それはあいのちから。あちこちですべてを飲み込もうとしてた雪が、一瞬で花吹雪に変わったから。
まぁ全部じゃないけど、半分以上は変わったから。
雪崩なら町も家も何もかもを飲み込んだだろうが、一瞬で花びらとなったそれらは、風に吹かれて淡い匂いだけを残して消えていく。
家の中から飛び出してきたみんなの父や母や伯父や叔母や姉や兄や弟や妹たちまでもが、雪がすべてを押し流してしまうのを止めたから。
普段は家でゴロゴロしてるだけの父親たちは集まって、漢江を通常の状態に戻していたし、母親たちはそれこそ小さな雪だるまを恐ろしいほどの速さで量産しはじめて、それはみなであちこちの町に配ってまわった。
一人落ち込んでいたディノだったけど、それでも誰もディノのことを怒らなかった。それどころか笑って、「小さかったころのホシがテンションあがって暴走したときの方がもっと酷かったよ」と昔話を聞かせてくれる程度だった。
誰かは見たかもしれない。雪が一瞬で花びらに変わる瞬間を。でも大丈夫と大人たちはいう。明日太陽が出て、温かい日差しがさしたらきっとみんな大量な雪のことも忘れてしまうって。
そうしたら雪だるまだって溶け始めて、形だってすぐに崩れ始めて。誰も雪だるまがいろいろしてくれる存在だなんて知らないから、気にも留めない。でもそれぐらいでいいんだと大人たちが笑う。
95ラインの3人は久しぶりに焦ったと笑い、96ラインはうぉりゃーって頑張っていて、97ラインはうへーって言いながらも乗り越えて、98ラインの2人は地味ながらも大活躍で、99ラインのディノはちょっとだけ凹んでいたけれど............。
これは、白い雪が降っていた日の、僕たちの物語。
Happy MerryXmas For You......
The END......
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