ハロウィンの夜、ウォヌとミンギュは2人部屋だから、疲れて帰ってきたってそこには2人。
部屋に入った瞬間には大あくびをするウォヌを横目に、ミンギュはさっさと服を脱いでいく。
「もう寝る?」
ウォヌがそう聞くから。
「寝てもいいけど、どっちの意味?」
ミンギュがそう問いかける。
「............いや、睡眠の方」
一瞬考えてから、ウォヌが答える。
「気が変わらない? 俺今からシャワー浴びちゃうよ。その前だと、いろいろ嬉しいけど」
そんな言い方をされると、ちょっと悩むのか、ウォヌが真剣な顔で「ちょっと待って」とウェイティングタイムをとっていた。
「ほら、今日はハロウィンだし」
そうミンギュが言えば、ウォヌはわかってないのか、「え? ハロウィンの夜にすると、何かあったっけ?」とか言うから、雰囲気なんて全然なくて、笑ってしまう。
「ほら、美味しいものくれないと、イタズラしちゃうよって奴」
本当はさっさと寝ようと思ってたのに、なんだかテンションあがってウォヌを押し倒したミンギュだったけど、結構脱がせた頃に、「あ、チョコバー持ってるけど?」ってウォヌが言うからウォヌの身体の上で爆笑したミンギュだった。
「ちぇ。チョコバーくれるなら、イタズラできないじゃん」
でもそう言えば、ウォヌはまたちょっと考えてから、「じゃぁチョコバーはなしで」って真剣な顔で言うから、やっぱり笑ってしまったミンギュだった。
それから、存分に2人でハロウィンの夜を堪能してから、チョコバーを分け合って食べたけど......。
The END
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