妄想heaven

SEVENTEEN全員でのドラマか映画が見たいな......

DK、キョドる

LEFT&RIGHT


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DK、キョドる

もとはといえば............。

ドギョムが何も考えずに飛び込んだせいで、結局ディノが勘違いして助けに駆け付けてでもやられそうになって、なんでかビルごと破壊された。

もとはといえば............。

「え、ホシヒョンとウジヒョンって付き合ってたの? ラブラブ? そういう意味で? 同棲してんの?」ってヘンガレの世界全てにホシウジの元を解き放ったのはドギョムで、結果現在、ユンジョンハンが勝手にログアウトされてたりもする。

もとはといえば............。

でも13人の仲間たちは、誰一人としてドギョムのことを責めたりもしないし、怒られたりすることもない。
まぁでもドギョム自身は、「あ、俺のせいかも」ってちょっと反省してるけど。

でも悪気はなかったけど、もとはといえば............。

「ヒョン、どこからこれ水に入るの?」
「どこからでも行けるだろ。お前が「今だッ」って言ったタイミングで入ったっていいぞ」

なんてエスクプスが言うから、水陸両用車の運転席の後ろにいたドギョムは、「じゃぁ『今だッ』って、その時になったら言うね」って言ったつもりだったのに、なんでか橋の上、エスクプスにちゃんと伝わったのは『今だッ』だけだったようで。

「おっけ~カジャッ」

橋の上だというのにエスクプスがテンション高くハンドルを切って、思いっきり全員で死にかけたのはつい先日のはなしだったけど、その時も誰にも責められなかった。

あぁ、そして誰も知らないけれど、もとはといえば............。

「ホシヒョンも、ミンギュみたいにハニヒョンのふりしたらいいんじゃない? とりあえず、ウジヒョンもハニヒョンの言うことはきくし」

って余計な知恵をホシにつけてしまったのはドギョムだったけど、まさか本当にするなんて思ってなかったし、しかもあんなに頻繁に............。

そしてドギョムは全然気づいていなかったけど、うっかり............。

「でもウジヒョンって、ホシヒョンのことがほんとに好きなんだろうね。だって、ハニヒョンのふりしてるホシヒョンのこと気づくの、ウジヒョンだけだし」

そんなことを言ってしまって、ホシに謎に油を注いでいた。
ドギョムだって知らなかったけど、それはたまたまホシがジョンハンから、「襲うなら寝込みじゃなくて寝起き」ってこれまた謎な情報を得たその日だったりして............。

当然次の日、ホシは寝起きチャレンジを決行し、これまた当然のように家を出禁になっていた。
決してドギョムのせいではないけれど、しかしなかなか、なかなか、なかなか。

もとはといえば............。
絶対ドギョムのせいではないけれど、どうしてこうも絶妙なタイミングを狙えるのか。もはや才能かもしれない。

「あれ? ウジヒョン、ホシヒョン知らない? なんかこないだ、寝起きチャレンジするって息巻いてたのを見たのが最後で、それからあってないんだけど」

よりにもよって、ウジにそう言って話しかけてしまったから。

「成功したら、なんか俺にイイモノくれるって言ってたんだけど」

全然普通にウジのことなんて見るでもなく話してたから、目の前でウジがいつかの日のごとく、なんでかゴゴゴゴゴゴって感じになっていたことなんて、ドギョムは気づいてなくて............。
気づけばヘンガレの世界で天変地異が起こるかのごとく............。

「あれ? ごめん? もしかして、俺? これ、俺?」

ヘンガレの世界のあちこちで、色々支障が起きてしまうかもしれないが、きっと誰も、ドギョムがやらかしたことは知らない。

まぁあちこちで、「なんかアイテムが溶けた」とか誰かが言うたびに、一人ドギョムはキョドっていたけれど............。

 

The END
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